『ネットビジョンアカデミー』というサービスをご存知でしょうか?
端的にいうと、「ネットワークエンジニアという職業になるための訓練を無料で実施してくれて、訓練後にネットワークエンジニアとして就業できるサービスです。」
え?どういうこと?と思われますよね?
その理由は本文にて記載していますので、最後までお付き合いくだされば幸いです。
今回は、ネットビジョンアカデミーについて、どのようなサービスであるか、特徴や評判など気になるところを元キャリアコンサルタントの立場からまとめてみました。
なお、この記事は下記のような方に向けて書かれています。
- 正社員として就職したい方
- 手に職をつけたい方
- 未経験からIT業界へ転職したい方
- 20代の方
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1. ネットビジョンアカデミーとは?
まず、『ネットビジョンアカデミー』とはどんなところなのかについてご説明します。
1-1. 運営会社の情報
会社名 | ネットビジョンシステムズ株式会社 |
---|---|
設立 | 2011年2月2日 |
代表者 | 代表取締役社長 中村敏明 |
資本金 | 1,000万円 |
所在地 | 本社(東京都中野区)、研修センター(東京都中野区)、支社(愛知県名古屋市、群馬県前橋市) |
運営会社についてですが、ネットビジョンアカデミーの運営元は、ネットビジョンシステムズという会社になります。
代表者の中塚氏はNTT東日本の出身で、法人営業部門で大手サービス業のPBX、LANネットワークを中心に提案・設計・構築プロジェクトに従事していました。
2008年からフリーランスとなり、ネットワークエンジニアとして提案・設計・構築・管理運用と全行程に関わるようになります。
「ビジョナリーカンパニー」という書籍に感銘を受け、自身もビジョナリーカンパニーを作りたいという思いで、ネットビジョンシステムズを設立しました。
2016年に若い世代のエンジニア育成に取り組むべき、ネットワークエンジニア養成スクールであるネットビジョンアカデミー開校しています。
1-2. ネットワークエンジニア育成の背景
では、なぜ、ネットビジョンシステムズでは、ネットワークエンジニアの養成スクールをはじめるに至ったのでしょうか?
それは、単純にネットワークエンジニアが市場で求められているにも関わらず、人材が不足しているからです。
そして、これから益々ネットワークエンジニアが必要になってきます。その理由は、2020年の東京オリンピック開催を目前に控え、ビルの新築や改築が進む中で連動してLANの構築も急増することが予測されるのです。
また、IoTの進展や次世代通信規格「5G」の普及でネットワークの増強へのニーズも急増しています。
ネットビジョンアカデミーの概要やネットワークエンジニアが益々重宝される理由についてこちらの動画をみていただけるとわかりやすいです。
IoTや5Gといったインターネット用語を聞きな慣れない方のために解説文を下記掲載します。
IoT
wikipediaより
モノのインターネット(物のインターネット、英語: Internet of Things:IoT)とは、様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる)、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。それによるデジタル社会の実現も指す。現在の市場価値は800億ドルと予測されている。経済産業省が推進するコネクテッドインダストリーズやソサエティー5.0との関連でも注目を集めている。近年ではIoTに次ぐ技術として、ヒトのインターネット(Internet of Human:IoH = ヒトがインターネットと繋がる)が言われている。
モノがインターネットに繋がる状態を指します。今まではパソコンや携帯電話がインターネットに繋がっていましたが、これからはテレビやエアコン、冷蔵庫や自動車にもインターネットが常時接続接続された時代がやっています。というかすでにやってきています。
例えば、自宅から離れた職場からスマホでテレビの録画予約をできたり、エアコンを消し忘れたと思ったら遠隔でエアコンを操作できたり、スーパーに買い物中にスマホで冷蔵庫の中身を知れたり、帰宅直前にお風呂を沸かすことや、自動運転の車が好きなところに連れて行ってくれるのです。
なんだか夢みたいですね!ですが、既に一部実用化され、近い将来広く普及するようになると言われています。
5G
wikipediaより
第5世代移動通信システム(だい5せだいいどうつうしんシステム)とは、現在規格化が進行中の次世代無線通信システムである。英語: 5th Generation, 「5G」(ゴジー、もしくはファイブジー)と略記される。
5Gとは、スマホなどのモバイルの通信規格のことをさします。現在主流となっている通信規格は4Gですが、満足しているユーザーが大半なのではないでしょうか。
しかし、5Gになることで、従来の4Gよりも高速大容量、低遅延、多接続という特徴が挙げられます。
5Gの出現により、モバイルネットワークは社会インフラとなることが予想されます。例えば、ITS(高度道路交通システム)やスマートシティなどが実現可能なのです。
また、医療の分野では、遠隔地から手術などをする遠隔医療や、自動車産業では、自動車や重機の遠隔運転なども今後人手不足の解消として活用されることが見込まれています。
2. ネットワークエンジニアってどんな仕事か?
『ネットビジョンアカデミー』は、ネットビジョンシステムズがというネットワークエンジニアを養成するスクールであるということはご説明しました。
そして、なぜ、ネットワークエンジニアを養成しているか?についても解説しました。
そこで、そもそもの疑問。ネットワークエンジニアって何の仕事をしている人なのでしょうか?
wikipediaで調べたところ、下記のような説明になっています。
ネットワークエンジニア (英語:network engineer、略称:NE)とは、コンピュータネットワークのシステムの構築(設計、初期設定、テスト)運用・保守、ネットワークプログラミングなどに従事するエンジニアである。情報通信を媒介し、様々なサービスを提供するためのプラットフォーム(UNIXやLinux、Windowsなど)や、それらの環境で稼動するサービス(ファイアウォールやDNS、MTA、ルータ、スイッチなど)の特性を理解し、これらの連携を実現するためにネットワークケーブルや回線といった物理的な要素やプロトコルにも幅広く精通するなど、情報処理関連分野のうち、特にコンピュータネットワークの分野に重点がある。
システムインテグレーターの一員としてネットワークシステムの顧客提案や構築工事のスケジュール調整業務など、ゼネラリストとしての色合いが強い業務もネットワークエンジニアと称し、これが担当することがある。
難しい言葉が並んで、なんだかよくわかりませんね笑
要するに、コンピュータのネットワークを用いるもの(設計、構築、監視・運用)の技術者のことを指します。
ネットワークと聞くと難しそうで普段あまり関係ない印象を持つ方もいるかも知れませんが、銀行やコンビニのATM機やコンビニのPOSレジ、セキュリティシステムなど普段利用しているものが大半で意外と身近な存在であったりします。
ネットワークエンジニアは別名インフラエンジニアと呼ばれ、インフラとは水道やガス、電気、鉄道など無くてはならないもの、つまりライフラインになります。
インターネットはもはや社会にとって欠かすことのできない存在となり、常時ネットワークに接続していることが当たり前の世の中になっています。
そんな中、急にネットワークに問題が生じると交通機関や金融機関、医療機関など生活に支障をきたすことになるのです。
そのため、問題が生じないようにするための人がネットワークエンジニアになりますし、もし問題が生じても迅速に問題を処理し、解決してくれるのもネットワークエンジニアなのです。
もちろん、あって当たり前、動いて当たり前の社会にするべく、決して表面には出てこないようにするいわば黒子のような存在がネットワークエンジニアですが、社会をよりよく便利に快適していくための基盤を作っていくのもネットワークエンジニアの役割なのです。
3. ネットビジョンアカデミーの特徴
さて、それでは、ネットワークエンジニアが不足している現状、そしてネットワークエンジニアの社会的意義ついても理解いただけたかと思います。
そこで、ネットビジョンアカデミーでは、無料で未経験からでもネットワークエンジニアになれるための学習プログラムを用意しています。
3-1. 無料で学べるネットワークエンジニア養成に特化したスクール
その前に、なんで学べるのに無料なの?と思いませんでしたか?
その理由は、料金を受講者から徴収するのではなく、企業から徴収するビジネスモデになっているからです。
企業とは、あなたが、学習後に入社するIT会社のことです。
業界全体としてもネットワークエンジニアは不足しており、どこのIT会社も人手不足で困っています。
そのため、少しでも知識や経験がある人材ならお金を払ってでも採用したいという企業は多いのです。
そこで、ネットビジョンアカデミーでは、無料でネットワークエンジニアになれるための学習ができ、資格が取得できる代わりに、提携している会社に入社できることになっているのです。
3-2. ITスクールランキング三冠(利用者から高評価!)
ネットビジョンアカデミーでは、調査会社ゼネラルリサーチ株式会社の調査で下記の項目で1位を獲得しています。
未経験者が選ぶITスクール第1位
ネットビジョンアカデミーでは、未経験からITエンジニアを目指す方にはネットワークエンジニアになることをオススメしています。理由は未経験者からのハードルが低く、手に職をつけることができるからです。
転職者が選ぶITスクール第1位
ネットビジョンアカデミーでは、第二新卒、既卒、フリーター、公務員などをしていた20代の方に、ネットワークエンジニアの資格取得や就職をサポートします。ちなみに正社員としての就職率は90%以上となっています。
即戦力になれるITスクール第1位
ネットビジョンアカデミーは、ネットワークエンジニア専門の会社です。ですから紹介される会社は、ネットワークエンジニアに特化している会社が大半になっています。入社後は学んだことをフルに活かせる環境が揃っており、即戦力として働けます。
3-3. 資格の取得
ネットビジョンアカデミーでは、講義を通じて資格の取得を支援しています。
ネットワークエンジニアとして、必要なCCNAと呼ばれる資格の取得を支援してくれます。
CCNAとは、ネットワークエンジニアにとって欠かすことのできない資格で、あるか否かで現場に入れるかどうかが決まってきます。
資格があれば、働ける選択肢は広くなりますし、ないと働ける選択肢は狭まります。
ネットビジョンアカデミーでは、これまで培ったノウハウと充実した教材によって資格取得をサポートしています。
3-4. 2ヶ月間シェアハウスの賃貸無料!
ネットビジョンアカデミーでは、地方から東京に来る方にも安心して就職するための学習環境を整えてます。
ハナサカスという不動産会社と提携して、研修・就職活動中の2ヶ月間シェアハウスの賃貸が無料で住むことができます。
ちなみに、敷金・礼金仲介手数料は一切不要です。
シェアハウスなので、家具家電付きです。トランクひとつで引っ越し可能!
地方からネットワークエンジニアを目指す方はもちろん、2ヶ月間だけ無料でシェアハウスに住みたい方も利用しない手はありませんね!
4. ネットビジョンアカデミーの評判
無料で学べて、未経験からネットワークエンジニアとして手に職に就くことができるネットビジョンアカデミーですが、実際の評判はどうなのでしょうか?実際に利用したことがある人の声を集めてみました。
30代後半男性
研修後にすぐ現場に配属となりました。現場は短期の開発プロジェクトが多く、現場経験は沢山積むことができます。ただ、スキルに自身がない人や腰を落ち着けたい人は向かないかも知れません。社内研修では最初にCCNAを取得させられますが、勉強は基本的に放置です。そのため各自参考書などをみて1ヶ月で取得する必要があるので、正直しんどいです。また、短期プロジェクトが多い分、待機期間も多くなります。
20代前半男性
1ヶ月間しっかりとした研修を受けることにより、ネットワークの基礎だけでなく、ビジネスマナーなども学ぶことができるので、社会人経験がない人や業界未経験でも安心して受講することができました。また、研修後に紹介された企業でも現在働けており、ネットワークエンジニアとしてのキャリアを積むことができています。
20代後半女性
前職は保険会社の事務職やヘルプデスクのような仕事をしていました。ネットワークエンジニアのイメージは漠然としかありませんでしたが、IT分野への憧れからスクールに通うことにしました。2ヶ月の研修を経て、現場で働くことになりました。現在は、企業の拠点ごとの回線切り替え作業の中でBGPネーバーがダウンした時間を調べたり、expingというツールを使って疎通確認をしています。ネットワークエンジニアとして必要不可欠な仕事なので、とてもやりがいを感じています。
口コミの数自体そこまで多くないのですが、総じて悪い口コミは見当たりませんでした。
強いてあげるならネットワークエンジニアは専門性が求められる仕事であることや、夜勤が現場によってはある仕事、初任給などはそこまで高くないなどのデメリットも挙げられます。
しかし、技術職として、手に職をつけたい人やIT業界に携わりたいという人からすると、ネットビジョンアカデミー のようなスクールは夢への第一歩を踏み出すことができるのではないでしょうか。
5. ネットビジョンアカデミーの気になる就職先は?
気になる『ネットビジョンアカデミー』の就職先ですが、IT業界の中では知らない人はいないような企業も含まれています。
一例をご紹介します。
NTTデータグローバルソリューションズ、IIJエンジニアリング、VSN、CROSS HEAD、TECHNOPRO、Bit-isle、CROOZ、エヌエム・ヒューマテック、team lab
大手企業からベンチャー企業まで就職支援の実績があるみたいです。
その時の状況やどういった分野に進みたいかで入社できる会社も違って来るかも知れません。
研修後に就職活動をする流れになるので、就職支援担当の人に相談してみましょう。
6. ネットビジョンアカデミーはどんな人に向いている?
無料で学べるITスクールはいくつかありますが、『ネットビジョンアカデミー』に向いている人は下記のような人です。
- 20代
- ネットワークエンジニアになりたい方
- IT分野を毛嫌いしていないこと
- 最低限のコミュニケーションが取れる人
ネットワークエンジニアとして働くということは、IT業界で働くということです。IT業界特有の働き方やワークスタイルのようなものが存在しますので、合わない人は合わないかもしれません。
例えば、パソコンや機械を触ると蕁麻疹が出てしまうとか、IT用語がどうしても頭に入らないとか、長時間での作業、突発的におこるトラブルの対応、など。
相手がコンピュータと人になりますので、ITの知識やスキルはもちろん、コミュニケーションも必要になってきます。
機械が好き、もしくは人と話すのが好き、このどちらか一方でも当てはまっていれば向いているかも知れません。
7. まとめ
いかがでしたでしょうか。
『ネットビジョンアカデミー』は、未経験からネットワークエンジニアになりたい人には絶好の場であります。
ネットワークエンジニアになりたかった人も、そうでない人も、ネットワークエンジニアは今後ますます市場価値が高まる職業です。
このタイミングで無料で学べるネットビジョンアカデミーでネットワークエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか?