これが出たら合格!?元大手メーカー人事担当者が明かす3つの内定サイン

就活期間は長くて苦しいものですが、「面接後に合否を待っている期間」はことさら長く感じるものです。

面接中に手ごたえを感じても一週間後にお祈りメールが届いてしまったり、手ごたえがなくあきらめていた企業から合格通知が届く、なんてこともよくまります。

大学のセンター試験やWEBテストは自己採点ができますが、面接は人が人を選ぶため絶対的な正答がありません。

同じ会社の同じ職種に応募し、同じ質問に同じように受け答えしても、面接官によって合格、不合格の基準がちがうということもあり得るのです。

それでは、面接中や面接後すぐに自分の合否を予測する手段はないのでしょうか?
答えは「否」です。

面接官はほとんどの場合、応募者の合否を面接中、しかも早い段階で決めており、多くの場合、面接中に合否のサインを発信しているものです。

今回は面接官が発する「内定のサイン」を3つご紹介したいと思います。

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シグナル1「厳しい質問をされる」のは興味を持たれた証拠!

面接中に答えに困るような厳しい質問をされたり、質問に対する回答を執拗に深堀されて変な汗をかいてしまう経験をした方も多いと思います。

そんな時「ダメ出しをされた」と思い、不合格を覚悟してしまいがちですが、それはあなたに興味を持った証拠で、内定に一歩近づいているともいえます。

就活生は「自己PR」や「志望動機」など、定番の質問に対してはしっかり準備して面接に臨むため、皆同じような回答になりがちです。

面接官は毎年多くの面接を行うため、ありきたりの質問ばかりしていては、学生の本質を理解することは難しいものです。

そこであえて厳しい内容の質問をしたり、回答を深堀して反応を見ることがあります。中には圧迫面接のようにわざと怒らせるような質問をする場合もありますが、これらは見込みのある学生にしか行うことはありません。

内定の見込みのない学生は、その後企業にとっては大切なお客様になり得る存在であり、なにより時間の無駄であることから、定番の質問のみ終始和やかなムードで行うことが多いのです。

「良いムードで面接が進み、手ごたえがあったのに落ちた」
「厳しいダメ出しばかりで落ちたと思ったら内定が出た」

などという現象は以上の理由から起こっているのです。

シグナル2「他社の選考について詳しく聞かれる」場合は内定が近い!

「参考までに弊社の他にはどちら(の会社)を受けておられますか?」という質問をされることはよくあります。

これは企業が来年度以降の採用戦略を立てるために自社を志望する学生の動向を調査する目的で行っているのですが、選考が進んでいくにつれてその質問がエスカレートしていくことがあります。

「現在、弊社の他に最終選考まで進んでいる企業はどちらですか?」

「弊社の志望順位はその中で何番目ですか?」

などという質問をされたら、内定が近づいていると考えられます。
企業は必ずしも「優秀な学生に内定を出したい」と思っているわけではありません。

いくら優秀であっても入社の意思がない学生に内定を出し、内定を辞退をされてしまっては、採用計画を見直さなくてはならないからです。

つまり、内定を出す学生に求める最大の条件は「入社の意思がある」ことなのです。

特に面接の最終局面では入社意思は重要であり、それを推し量るためにも他社の選考状況、および自社と他社の序列をなるべく詳しく聞き出そうとしてきますので、このような質問が出たら、内定まであと一歩です。

シグナル3「握手」は内定の証

面接の現場で握手を求められることはあまりありませんが、もし最終面接などで面接官が握手を求めてきた場合は、内定を勝ち取ったと考えてよいでしょう。

また、実際に物理的な握手を交わすことはなくても、面接官は「握手」という言葉を使いたがります。

この「握手」という言葉は「内定」という意味とニアイコールであり、「次回は最終面接ですが、握手の準備をしておいてください。」「6月1日(解禁日)に握手しましょう。」
などの表現を使って学生に内定をほのめかすことがあります。

これは、日本経済団体連合会の「採用選考に関する指針」の中に、企業の選考活動を修了年度の6月1日までは慎むよう規定してあることから5月以前に「内定」を明言することを避けるためです。

しかしながら、ここ数年学生の就職環境は「売り手」化が進み、各企業があの手この手で優秀な学生の囲い込みに躍起になっており、6月1日まで何の活動もせず正直に待っていては出遅れてしまうようになっているからです。

5月以前に「次回は握手」という表現があった場合、
「内定という表現は使えないけど、6月に入ったらすぐに内定を出しますよ。」
といわれていると同義であると考えることができますので、期待してよいでしょう。

その他のサインはあてにならない

そのほかにも

・面接時間が長い
・面接官が頻繁にメモを取る
・目を見て話しをしてくる

など、面接官の何気ない行動を取り上げ、「内定(通過)のサイン」とされているものが複数のサイトに掲載されていますが、面接官はそれらの記事をよく読んで研究しています。

サイトを読んで面接対策をしてきた学生に合否(特に否)を悟られないように、不採用を決めた学生に対してもわざとメモをとったり目を見て話をするようにふるまう可能性もあるので、面接官が無意識にとるこれらのしぐさを合否のサインととらえるのは避けたほうが無難でしょう。

それに比べて、先に挙げた3つのサイン

「厳しい質問をされる」
「他社の選考について詳しく聞かれる」
「握手」

は、面接官の何気ない仕草ではなく能動的な行動であり、学生に対して興味がある、あるいは内定の意思を暗に伝えるものですので、採用の意思がない学生に対して行うことはほとんどありません。

まとめ

前述のとおり面接は「人が人を選ぶもの」ですので絶対的な評価基準はありません。

同じ質問に同じ回答をしても面接官によって全く違った評価になることもあるので、面接後の答え合わせは「自分の回答」ではなく「面接官の対応」で推し量るしかありません。

しかし、面接官が発信するサインを見落とす、あるいは誤った解釈をしてしまってはあなたが思っている手ごたえと面接結果に乖離が生じてしまうこともあります。

何十回も面接を繰り返しているうちにだんだん面接の手ごたえと合否の関連性が見えてくることはありますが、効率よく就活を進めるためには、今日お話しした内容を参考に面接中のサインを察知して面接後に「自己採点」をすることをお勧めします。

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