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【第二新卒とは何歳まで?】26歳は第二新卒に入るのか、疑問にお答えします

就活生や転職を考えている若手社員なら、一度は「第二新卒」という言葉を聞いたことがあると思います。

しかし、「第二新卒」といわれて説明できる人はどのくらいいるでしょうか?

現在、大卒の新入社員が3年以内に離職する割合は約3割。つまり大卒の3割は3年以内に転職を経験しています。

離職の理由は「入社した会社がブラックだった」「上司とうまくいかない」「家庭の事情が変わり転勤ができなくなった」などさまざまですが、いったん離職した人は一般枠で転職活動をすることになるので新卒の恩恵を受けることはできません。

しかし、企業にとってもせっかく採用した若手社員が次々と離職してしまっては人材不足の原因ともなり、いっこうに生産性は上がらず業績が停滞してしまいます。

そこで、離職者の穴を埋めるべく「第二新卒」として、職歴のある若手が応募しやすい環境を作り出し、人材確保を進めてきたのです。

ここでは、「第二新卒とは何歳まで?」という疑問にお答えしていきたいと思います。

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1. 26歳は第二新卒とはいえない?定義は?

「第二新卒」とはよく「既卒後3年未満、25歳以下」のことを指すといわれていますが、「既卒」とどう違うのでしょうか?

一般的な「第二新卒」の定義は以下の通りです。

【既卒】 「卒業後、おおむね3年未満、25歳以下」

【第二新卒】 「新卒で入社後、おおむね3年未満、25歳以下」

つまり、いったん新卒で社会に出ていることが条件となりますが、それ以外は「おおむね」とあるように見解が分かれているのです。

よく「私は入社3年目ですが一浪して入学したので今年で26歳になります。第二新卒求人に応募することは難しいのでしょうか?」という質問を受けます。

問いの答えは「応募してみなければわからない」です。

浪人や留年、あるいは休学、留学などの理由により卒業時の年齢は一定ではありません。

「第二新卒」求人というのは、実は明確な規定がありませんので、「入社後1年未満の人だけを採用したい」「5年目くらいまでOK」など、企業によって異なります。

求人を見ても「25歳以下のみ」などの記載はほとんど書かれてありませんが、これは雇用対策法10条により労働者の募集・採用時に年齢制限を設けることが原則禁止されているため、求人票で企業の本音を読み解くことは難しいのが現状です。

そのため、26歳であるからといって諦めるのではなく、一度トライする価値はあるでしょう。

目次

2. 第二新卒のメリットは?

第二新卒は新卒のメリットは享受できませんが、なかには新卒採用をせず第二新卒を中心に採用活動をするくらい、第二新卒を歓迎している企業もたくさんあります。

企業が第二新卒を採用するメリットは以下の通りです。

  • 入社時研修などの教育費の軽減

第二新卒はいったん社会人として勤務している人のことを指しますので、社会人としての基本的なマナーができていることが多く、教育に関する初期投資が新卒より安価ですみます。

  • 即入社可能

第二新卒は既卒者ですので現職の退職日以降は即入社可能であることが多く、人員不足の企業などは新卒に近い年齢の若手を来年の4月まで待たずに入社させることができます。

  • 一度就職活動に成功している

未内定の既卒者は新卒時にどこからも内定を得ていない点が採用の際マイナスポイントとなる場合がありますが、第二新卒は、一度他社から「内定」という評価をされている点、企業は安心して採用できます。

3. 第二新卒のデメリットとは?

しかし、第二新卒もいいところばかりではありません。

企業にとっては以下のようなマイナスイメージもあることを理解しなくてはなりません。

  • 入社後定着しない可能性がある

書類や面接だけで本当の離職理由を推し量ることは困難です。前職同様、入社後まもなく退職されないかという不安があります。

  • 自己分析が不十分ではないか

新卒で入社する際、自己分析をして自分に合った会社を選んでいるはずなのに、「仕事が自分に合わない」という理由で退職している場合、本当にやりたいことは何なのか?と思われてしまいます。 これらのマイナスイメージは、応募書類や面接で払拭するしかありません。

4. 第二新卒がやってはいけないこと

第二新卒のメリット・デメリットを見てきましたが、実際に面接に臨む際の注意点は以下の通りです。

現職(前職)の悪口を言ってはいけない! 入社後3年以内で離職する人の多くは会社に不満を持っていますが、面接の際それを口にするのはタブーです。面接の場で悪口を言う人は次の転職に際同じことをすると思われてしまします。

退職理由が「思っていた仕事ではなかった」「雰囲気が合わなかった」といってはいけない! 退職はあくまで自分自身の都合だと考えてください。

現職の仕事や雰囲気が自分とは合わないことは自分の主観的な問題ですので、それを主張すると言い訳に聞こえます。

面接の場では「現職(前職)の方針は○○ですが、私は別のステージで頑張りたいと思いました。」など、前向きな表現を使うとよいでしょう。

5. まとめ

ここ数年間の有効求人倍率は1.5前後で推移、いわゆる「売り手市場」が続いていますので、第二新卒を取り巻く就職環境も悪いものではありません。

しかしながら、企業が求めるスキルやポテンシャルのハードルが下がっているわけではありませんので、優秀な人材を奪い合う状況はむしろ激化しているともいえます。

さらに企業が第二新卒に求めるものは新卒よりも高いので、自分自身が企業からどのように見られているか、何を求められているかを客観的に理解して就職活動に臨まなければなりません。

そのためにはまず初心に戻り、自己分析と企業研究をしっかりするとともに、転職エージェントなどのプロに相談するのもオススメです。

オススメの転職エージェントをまとめた記事がありますので、参考にしてみてください。

第二新卒の転職活動が上手く行くよう賢く活用していきましょう。

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