『薬剤師とは』 医薬品メーカー・病院・行政機関・学校・ドラッグストア 様々な場所で、様々な形で大活躍をしている格好いい職業です。
処方箋を持って行ったらお薬を作ってくれて、お薬に不安な事があればなんでも相談に乗ってくれる薬剤師。
日本では医者や看護師よりも給与が低いですが、アメリカなどでは医者よりも薬剤師が役職が上のように扱われているんです。
あなたが将来目指している薬剤師は、実際にどれほどの年収を貰っているのか気になりませんか?あまり知られていないその真相について、お伝えしていきたいと思います。
年収1000万の噂は本当?稼ぐ事は可能なのか?
あまり知られていないその真相について、お伝えしていきたいと思います。
年収1000万以上稼ぐ人は約6%と言われています。
こんな噂をよく耳にしませんか?『薬剤師は1000万稼げる!!』 これには私も一時期、気持ちが揺らいだ職業でした。
それに『偏差値高い大学を6年頑張って資格取ったんだから、年収は1000万以上じゃないと取っても残念だな』って思いません?
では薬剤師は実際どうなのか、トップ5を勝手にまとめてみました。
「年収1000万の職業トップ5」
1位弁護士
2位パイロット
3位医者
4位大学教授
5位公認会計士・税理士
あれ?薬剤師は? 残念ながら、年収1000万は一般の薬剤師では頑張って普通に働いていたらまず「無理」ですね。
ただし!あまり知られていないだけでちゃんと稼ぐ方法はありますので安心して下さい。
・MRとして大手製薬会社に入社する 「医薬品の情報を医療機関関係者に伝え、そして副作用情報などを収集することで自社の医薬品の適正使用の推奨をする。」 MRになるまでに苦労は多いかもしれませんが、大手製薬会社に就職すれば薬剤師でMRは最も年収が高いんです。
・「ファルマスタッフ」に登録 ファルマスタッフはかなり知名度が高いので、調べたらすぐに出てくる薬剤師向けの派遣会社です。
なんと時給4000の求人も!派遣薬剤師の方が『週5日勤務の定時上がりで700万貰っている』とテレビでも言っちゃってるくらいなので、派遣も稼げる方法の1つになります。
・転職サイトに登録してキャリアサービスを利用する キャリアサービスを利用して高収入の求人に出会える率を上げる方法です。
これは多くの方がやりやすい方法で、年収交渉が可能なのは利点ですね。
サービスに登録するというのが簡単な方法です。
中でもファルマスタッフは実績も多く、1つ1つの企業にキャリアコンサルタントがヒアリングをしに行く事から求人情報が他社よりも非常に濃く、職場の雰囲気や経営の状況、残業の忙しさなど、マイナスな情報であっても現場の生の声をしっかり求人に反映されているんです。どんどん活用していく事をオススメする派遣会社です。
薬剤師年収はほぼ○○万
薬剤師には2つ種類があるのですが、知っていましたか? その2つとは民間薬剤師と公務員薬剤師です。
私は数年前まで聞いたことがありませんでしたし、差があるのか分かりませんでした。イメージとしては民間よりも公務員の方が、やはり安定しているというイメージがありますよね。
・民間薬剤師 大まかに挙げると調剤薬局、民間病院での勤務になります。
初任給と年収:25万・350万というデータが出ています。
平均年収:500万 平均ボーナス:80万 ・公務員薬剤師 国公立の病院での勤務が主になります。
初任給と年収:21万・300万
平均年収:550~600万円
平均ボーナス:100万
この2つを見ると、民間の方が給与が高いというイメージがつくんじゃないでしょうか?実は民間薬剤師に比べて公務員薬剤師はメリットがあるんです。
それは【定期昇給】です。データでは初任給は民間の方が高いですが、公務員薬剤師が務める国公立病院には公務員規定に準じた定期昇給があり、毎年決まった割合の昇給が望めます。その金額は年間5~7千円と年々確実に給料が上がっていくというメリットがあります。
その一方で、民間病院は定期昇給が絶対にあるとは限りません。勤務先によっては昇給無しだったり、もしあったとしても2千円程度という結果になる事が多いのです。
その為、民間病院と国公立病院の薬剤師収入というのは、初任給だけで比較すると後悔することもありますし、長い目で見ていけば定期昇給の有無は大きな差が生じてしまうので注意してください。
結局薬剤師の平均年収って?っていうところになってくるのですが、調べてみると様々なデータがまとめられたもののサイト等あります。
でも正直なところ、薬剤師の種類によって差が出てきますのできっちりした年収データって出力難しいんですよね。
ですが、平均年収の相場は500~700万のようです。
男女で差はあるの?薬剤師の本音
仕事をしていると男女で年収の差が生じる職業って多いような気がします。皆様が働いていらっしゃる職場でもそういう節はありませんでしたでしょうか?
個人的に女性も頑張って、今となっては女性管理職だって増えてきているのに男女で給与の差があるというのはおかしいんじゃないのかな?なんてひっそりと思います。女性だって一生懸命働いて頑張ってらっしゃってる社会ですもんね。
本当に立派だな・・・と感じてます。 薬剤師の世界では給与の差が生まれる実態はあるのか?という点気になる方もいらっしゃると思うので説明していきたいと思います。
そもそもドラッグストア、調剤薬局、病院で給与形態もボーナスの有無で年収に大きな差が生じますね。
もちろん給与体制も違いますし、病院も大きければ給与も変動すると思います。厚生労働省が出している薬剤師の平均年収は以下の通りです。
男性:562万 女性:560万 ここだけ見ると、あれ?そんなに差がない?と思いますよね。業界として元は女性が多く、女性が働きやすい職業として人気だったことから、実は男女差というのはあまりないんです。
もしかしたら1人くらい現役薬剤師さんで差を感じている人もいるかもしれませんけどね。
ですが、強みはやはり「国家資格」なので、業界を離れても戻ってきやすいというのがメリットです。ただ、企業によっては国家資格なのに給与に不満という本音もポロリ。
例:勤務10年で総支給額40万。
そこからいろいろ引かれ29万 こんなこともあるみたいです。
他の手当を付けているように見せて、実質そこまで稼げてないという事もある為、『薬剤師になった意味がない』というリアルな本音をバンバン聞いてます。
そこから転職していく人は多いみたいです。それでも相談されて患者さんの笑顔を見るのが幸せと感じながら仕事をしていらっしゃる方が多く、給与もそうだけど笑顔で感謝される事にやりがいを感じるのが1番と本音を打ち明けてくださる方も多いですよ。
デメリットもあればメリットも多いようですね。
派遣会社ファルマスタッフ高収入求人はキツい?
ファルマスタッフという派遣会社の存在は薬剤師であれば知っている人も多いと思います。
どんな派遣会社かというと
・時給4000円からの仕事がある
・就業する内部事情をマイナス面も教えてくれる
・キャリアコンサルタントがヒアリングしてくれるので初心者も安心 派遣会社というと高収入過ぎても仕事が難しかった
・何か問題がある会社でずっと高時給で募集しているだけなんじゃないの?って疑ってしまいます。
とてもよく分かりますよ。
高収入と聞いて『お、ラッキー!応募しよ!!』ってなる人は少ないような気がします。
実際に利用していた方のブログも調べてみると、利用するにあたって必ずこれは気をつけた方がいいルールがあると綴っていました。
そのルールとは
・『仕事内容は完全に把握する』
・『伝えられた内容と業務内容が違ったら断る』
・『給与の確認』 利用者さんはこの3つを実施する事によって、相違や嫌な事が減り高収入を得ながら、楽しく仕事が出来るようになったそうです。
業務内容はそれぞれですが、自分のしたい事しながらメリットが多いですね。
ただし自分の身を守る事は大事なので、ルールを決めてやっていく事をオススメします。 高収入求人だったとしても、キツいばかりでないようです。
まとめ
頑張って働き方次第では高年収も夢ではない事が確認できました。
働く場所や薬剤師の働くスタイルによって変動していく事を実は知らなかったという現役薬剤師さんもいました。
給与が見合わないという理由から転職を繰り返しても同じような年収だったので諦めた。20年働いてから知ったという方もいたので、この記事から公務員薬剤師の【定期昇給】やMRのような仕事もある事が皆様に届けばいいな思い書いていきました。
高収入が良いからと、『無理に体を壊す程に働く事がないように』年収1000万目指していきましょう。