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【収入を増やせる?】医師のスポットバイトのメリットとデメリット、選び方

医師といえば常勤のイメージが強いと思いますが、実はスポットバイト」もできます。

スポットバイトは、非正規雇用というマイナスのイメージばかりがついてしまいがちですが、たくさんのメリットがあるのです。

ここでは、医師のスポットバイトのメリットとデメリット、勤務先の選び方について解説します。

そもそもスポットバイトの定義とは?

スポットバイトは、「単発バイト」とも呼ばれています。

1日もしくは数日だけ働くことを指します。

引っ越しや軽作業など、特別なスキルがなくても働ける職種に多い雇用形態ですが、実は専門的な医師にもスポットバイトがあるのです。

目次

医師のスポットバイトの特徴

医師は、基本的に固定の職場にいますが、人手が足りない場合は他の病院やクリニックから医師がヘルプに来てくれます。

しかし、どこの病院も人手が余っているわけではないため、ヘルプを依頼しても来てもらえないケースがあるのです。

人手が足りないのに多くの患者を診察・治療してしまうと、医療ミスにつながる可能性もあります。

また、人手が足りないと1人あたりの診察時間を短くせざるを得なくなり、提供する医療の質が下がることも考えられるでしょう。

そこで、活用されるのがスポットバイトです。

医師が足りなくなる期間が決まっている場合、それに合わせてスポットバイトを募集します。

特別な行事などで、どうしても医師が不在となるようなケースで、スポットバイトを募集する医療機関が多くなっています。

スポットバイトの3つのメリット

医師がスポットバイトをすることには、次のようなメリットがあります。

メリット1.収入が増える可能性がある

医師は、1つの医療機関に在籍し、固定給をもらうことが一般的です。あえてスポットバイトをすることで、収入を増やせる場合があります。固定給は、基本的な給与は変わらず、そこに残業代などが加算されます。

スポットバイトは、常勤の固定給と比べて給与の水準が高くなっているため、常勤の時間を減らしてスポットバイトを入れることで、収入を増やせる場合があるのです。

メリット2.さまざまな医師とのコネクションができる

コネクションを持っている医師は、転職に非常に強くなります。逆に、評判が悪かったりコネクションを持っていなかったりすると、転職活動が難航することもあるのです。

スポットバイトでさまざまな医師と関わることでコネクションができるため、よりよい転職へとつながります。

メリット3.知識や技術が身につく

スポットバイトでさまざまな医師と関わることで、知識や技術が身につきます。著名な医師がいる医療機関でスポットバイトができれば、とても有意義な時間を過ごせるでしょう。

新たな知識や技術が身につけば、医師としての実力が上がり、キャリアによい影響を与えられます。

スポットバイトの3つのデメリット

スポットバイトには、大きなデメリットはありません。しかし、場合によっては不利益なことが起こりますので、事前に理解しておくことが重要です。

デメリット1.スケジュール調整が難しい

メインで働いている医療機関が非常勤の場合、スポットバイトとのスケジュール調整が必要となりますほかの医師とのスケジュール調整が難しく、思っているタイミングでスポットバイトを入れられない可能性があります。当直を決める際に揉めることも考えられるでしょう。

デメリット2.理解を示さない医師もいる

一時的にほかの医療機関で働くことをよく思わない医師もいます。スポットバイトをしていることに嫌悪感を抱いている医師がいる場合は、注意が必要です。周りの医師や看護師に、そのような人物がいないか確認しておきましょう。できれば、スポットバイトをしていることは隠しておくことをオススメします。

デメリット3.なじめない場合もある

スポットバイト先の医師が、スポットバイトに対していい印象を持っていない場合もあります。そのため、なじむことができず、バイト先での勤務が苦痛になることも考えられるでしょう。また、嫌な雰囲気の医師や看護師が在籍している場合も、なじめない可能性があります。患者として、一度受診しておくと安心できるかもしれません。

スポットバイトの選び方 短期といえども慎重に選ぼう!

スポットバイトは短期間での雇用となりますが、それでも慎重に選ぶ必要があります。次のようなポイントに注目しましょう。

自分が求める知識や技術を得られるか

どうせスポットバイトをするのであれば、自分がほしい知識や技術を得られる医療機関で働いた方がいいでしょう。診療科目だけではなく、その医療機関独自の治療などは提供しているか確認しておくことをおすすめします。

複雑な機器を使っていないか

医療機関によっては、常勤先で使用していない複雑な機器を使うことがあります。いきなり使えるようになることができない場合もあるため、事前に確認が必要です。電子カルテのような単純な仕組みの機器であれば、すぐに覚えられるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スポットバイトをすることで、収入を増やせる可能性があり、さらに新しい知識や技術も身につくため、とても有意義に働けるでしょう。

ただし、ほかの常勤の医師との都合でスケジュール調整に苦労する可能性があります。周りの理解を得られれば、スケジュール調整も楽になりますので、関係性の構築はとても重要です。

医師のスポットバイトをよく思わない人がいることも忘れず、隠すかどうかは周りの医師のスポットバイトに対する考え方によって決めるといいでしょう。

スポットバイトをうまく活用して、自分の能力を高めるとともに、高収入を目指しましょう!

常勤、非常勤、スポットバイトといった勤務形態の違いによって、何が違うのか詳しく知りたい人は、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。

勤務形態を確認しよう!医師の求人情報の探し方のコツ

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