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【2018年】IT技術者はどう転職すべき?元IT会社員が語る実際のところ

昨今、徐々にですが人材の流動性が高まってきて、「転職」というものが
身近な存在になりつつあると思います。

一般にどのような人が転職を志すのか、というと、転職大手のDODAの調査に
よれば、IT/通信業界の転職理由は以下のようなランキングになるようです。

1位:他にやりたい仕事がある(17.3%)
2位:給与に不満がある(12.1%)
3位:会社の将来性が不安(9.6%)

上位3つで約40%を占めており、4位の専門性を身につけたいという理由まで
含めると50%弱となります。

つまるところ、IT/通信業界の人は「やりたいことができない」「給料が安い」
「将来の希望がない」といった不満を感じているようです。

転職先の比較

かく言う私も、実はIT/通信の会社に勤めていながら転職を志した人間の
一人です。

誰もが知るような大企業ではあるのですが、それでも転職を志した
理由は、やはり上記に挙げた3つのようなものでした。

当然いくつかの転職サイトに登録をしたのですが、どうにも情報を信用して
よいものかどうか確信が得られませんでした。

「求人情報を掲載している企業」というのは「人を求めている」わけなので、どう
しても掲載情報はイロをつけがちです。その情報を鵜呑みに転職して、失敗
しましたというわけにはいきません。

そこで私は、「自分が今いる会社の求人情報」との比較・検討をしました。
勿論「盛り具合」が同じとは限りませんが、普通こういうところに掲載する情報
には、「常識的な盛り方」があるものなのだそうです。

「虚偽」とはいえないギリギリのところを攻めるわけですね。

大企業のほうが控えめに見えるのは、大企業はこの「ギリギリ」を攻めることの
メリットがあまりないためです。そこまでしなくても人は集まるし、万に一つも
「アウト」を踏むわけには行きませんからね。

目次

転職市場で選ばれる人材

また、ここまでは「自分が選ぶ場合」のお話でしたが、「自分が選ばれる場合」の
お話もしておこうと思います。

「転職で得られるものは自分の市場価値以上にはならない」という原則もあり、
やはり転職市場で求められるスキル、能力、特性が自分の備わっているか否かで
自分が望んだものが手に入るか否かが決まってくるわけです。

今で言えば旬なキーワードは「RPA」と「AI」であり、それらに関連するスキルを
身につけていることによって道が大きく開けてくるものと思います。

しかし、「やりたい仕事がある」から転職を志したのに、「市場で求められてるから」
といってあまり興味のないスキルを身につけても本末転倒です。

RPAにせよ、AI関連のスキル(Pythonなどが旬ですね)にせよ、より価値があるのは
「誰に言われるでもなく最新技術に自ら興味を持ち積極的にそれらの経験を積んだ」
というエンジニアでしょう。

つまり、「自分がやりたい仕事」を大切にすることが、転職市場で選ばれる上でも
とても価値があることなのです。

「自分」とは何を求めている存在なのか?

そうは言っても、「やりたい仕事」が「本当にやりたいこと」につながっているのか?
そもそも自分のやりたいこととは何なのか?ということはなかなか自分ひとりでは
明らかにできないものだと思います。

私はたまたま先輩に、MBAやらコンサル的なスキルに長けた人がいたためいろいろと
相談に乗っていただき、自分のやりたいことや本当に価値を置いていることなどを
明確化することができましたが、普通であれば、やはり転職コンサルタントなどに
相談するべきなのかな、と思います。

最近テレビで「勝手に転職して失敗した人」と「奥さんと相談し、『譲れないこと』
『転職で改善したいこと』を明確化して転職に望み、給料は下がったが幸せに
暮らしている人」とが紹介されているのを見ましたが、これもやはり相談相手が
あったればこそ(自分を理解してくれていればなおよし)の話だと思います。

筆者が出した結論

結局、比較・検討と「やりたいこと」の明確化の結果、私は転職はしませんでした。
「転職する理由」は、逆に言うと「それさえ改善されれば転職しなくてもよい」
という理由でもあります。

私は転職する前に人事異動の機会があり、異動先の仕事がかなり自分の「やりたい
こと」に合致していたこと、また給与の面は会社に頼らず、積極的に副収入を得ていく
ようにしたため、給与の不満そのものだけでなく会社の将来性も関係なくなり、転職
することのメリットはないね、という結論に至ったのです。

転職の哲学をコンサルしてもらう

今、この記事を読んでいるあなたも恐らく同じような境遇ではないかと思います。
「自分が本当にやりたい事」は何か、仕事に求めるもの、キャリア形成、希望する
報酬は何なのか。自分が本当に幸せになるためには何が必要なのか。

哲学にも通じるようなこの問いの答えを自分一人で考え、合致する転職先を見つけ、
判断するのは大変です。

私がそうだったように、そうした内容を相談ができる相手が
いて初めてそこまでの判断ができるのではないかと思います。もしかすると転職を
する上で、何より最初に手をつけるべきは『相談相手を見つけること』なのかも
しれません。

転職を志した際、私もコンサルタントについての情報を調べ、転職サイトや転職の
口コミなどを見てみましたが、やはり「自分の仕事(少なくとも業界)」のことを理解
していないコンサルに当たるとなかなか苦労するようです。

結局私は会社の先輩という最適な相談先を見つけることができましたが、普通は
なかなかそのような相談先を見つけることはできないかと思います。

たとえば、エンジニア向けの転職を専門に扱うコンサルタントに相談できる、以下の
ようなサイトから相談してしまうのもよいかと思います。

エンジニアの転職なら【レバテックキャリア】

最後に

私は結局転職しませんでしたが、前述の「奥さんに相談してうまくいった」話では、
奥さんが旦那さんのことをよく理解していたからこそ、コンサルタントでもないのに
いい結果を導けたのだと思います。

自分のことを理解してくれる、自分に適したコンサルタントを見つけ、転職先を比較
検討吟味して、ぜひ転職を成功に導いてくださいね!!

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