『若者正社員チャレンジ事業』を活用すれば、正社員として働けるだけでなく、なんと10万円がもらえるチャンスがあります。
若者正社員チャレンジ事業とは、20代であれば、正社員として働けるチャンスを提供してくれるところなんです。
しかも、利用するとなんと10万円もらえちゃうんです。
こんなおいしい話、利用しないと損だと思いませんか?
そこで、今回は若者正社員チャレンジ事業について、
- どんなところなのか?
- 評判はどうなのか?
- メリットだけでなくデメリットはなにがあるか?
といったことを包み隠さずお伝えできればと思います。
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既卒の内定率は34.4%と現役学生の半数を下回ってしている状況です。
新型コロナウイルスによる影響が大きいですが、業種によれば、まだまだ採用を募集している企業も数多く存在します。
ただし、そのような会社はすぐ採用枠が埋まってしまう為、7月中に内定獲得を目指す必要があります。
そのため、これから紹介するような就活エージェントを活用すれば、早期に内定を獲得できること間違いなしです。
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月内決着を目指して頑張りましょう。
1. 若者正社員チャレンジ事業とは?
まず、若者正社員チャレンジ事業とはどういったところかを説明しますね。
1-1. 若者正社員チャレンジ事業の特徴
若者正社員チャレンジ事業は、東京都が運営する職業支援機関です。つまり公共の機関です。
正確にいうと、公益法人東京しごと財団というところが東京都より委託を受けて、東京しごとセンターという職業支援機関を運営しています。
若者正社員チャレンジ事業は、東京しごとセンターのひとつの事業みたいな位置付けです。
東京しごとセンターは、若者から女性やシニア層など幅広い人が利用できるようになっています。
正直に言うと、イメージはハローワークとそんなに変わりません。
国が運営するのがハローワークで東京都が運営するのが東京しごとセンターと言う認識で大丈夫です。
その他に違いと言えば、ハローワークは職員が実務を担当しますが、東京しごとセンターは運営を民間の人材会社であるパーソルテンプスタッフ株式会社に委託しています。
パーソルテンプスタッフと聞いても聞きなれないかもしれませんが、派遣の「テンプスタッフ」や転職エージェントの「doda」を運営している会社になります。
つまり、東京都がパーソルテンプスタッフに委託しているものと考えてもらって大丈夫だと思います。
お役所の公的な機関では、就職のサポートや紹介先の企業を用意するノウハウに乏しいので、民間の企業に頼っているのが実情みたいです。
さて、念の為、パーソルテンプスタッフがどんな会社か見てみますね。
【社名】パーソルテンプスタッフ株式会社
【設立】1973年5月
【所在地】東京都渋谷区代々木2-1-1新宿マインズタワー
【代表者】代表取締役社長 和田 孝雄
【資本金】22億7300万円
【社員数】37,812名
【事業内容】労働者派遣事業 / 派13-010026、有料職業紹介事業 / 13-ユ-010486、保育事業
【グループ会社】71社
【売上高】7221億8300万円
【拠点】国内432拠点、海外174拠点
ざっと見ていただいても、超巨大企業ということがわかりますね〜。
こんな会社に就職のサポートをしてもらえるなら安心な気もしますね。
『若者正社員チャレンジ事業』公式サイト
https://wakamono.tokyo/
1-2. どんなことをしてくれるの?
1-2-1. 利用の流れ
①WEBで申込み
利用するにはWEBでの申込みが必須です。申込みは若者正社員チャレンジ事業 からできます。
申込後に飯田橋の事業所に行ってカウンセリングを受けます。
場所は、地図をご参照してくれればと思います。
②セミナーに参加
2日間かけて企業研究などのセミナーを実施してくれます。
どんな企業を選べば良いかの参考にしましょう。
③合同説明会に参加
複数の会社が参加していますので、どの会社で働きたいか選んでいただく形になります。
④実習前にもう一度セミナーに参加
2日間かけて選んでもらった会社で働く前のセミナーを受けます。
⑤実習に参加
実習と言って、就活生でいうとインターンシップのような形で20日間程度選んだ会社で働きます。
⑥企業に応募
実習が終わったら、実習先の会社に応募することができます。
実習を終えて、「自分には合わないな」と感じたら、応募しないことも可能です。
もちろん応募したからと言って100%受かるということはないです。
実際不合格になる人もいます。
1-2-2. お仕事の特徴
実習を受入する会社は、
従業員の数が300人以下の一定の要件を満たす都内中小企業であり、若者を正社員として採用する意欲がある企業
と決まっています。
つまり、知名度があまりない人手不足で悩んでいる中小企業が中心と言うことになります。
そういった会社は、若いというだけでも歓迎してくれる会社が多いです。
実習先の一例
- 広告代理店営業職
- IT企業技術職
- 人材派遣会社
- 物流一般事務職
- 印刷会社営業職
など実習先の会社は100社ほどあります。
1-3. 10万円をもらう方法
1-3-1. そもそもなんで10万円もらえるの?
名目上は、「キャリア就職奨励金」と言われるものになります。
実習に行っている間、アルバイトなどができないと生活に支障が出ますよね?
そこで、東京しごとセンターからキャリア就職支援金として支給してもらえるのです。
1日5,000円で最大20日間の実習を行うので20日間の実習に参加すると10万円もらえちゃいます。
1-3-2. どうやったらもらえるの?
まず、実習に参加することが大前提です。
そして、実習の途中で辞めることなく、実習を終了し終えたら、支給の対象になります。
ただし要件が他にもあるみたいなので、登録時に確認してみてください。
次に若者正社員チャレンジ事業の評判や口コミについてご紹介しますね。
2. 若者正社員チャレンジ事業の評判・口コミ
若者正社員チャレンジ事業は、パーソルテンプスタッフ株式会社の運営ということがわかったと思います。
民間の人材会社が就職のサポートをしてくれるなら、頼りになりそうですよね?
しかも超大手企業です。
でも、実際はどうなのでしょうか?
利用したことがある人に聞いてみました。
2-1. 独自インタビューSさん(25歳男性)の体験談
Q「若者正社員チャレンジ事業はいつ頃利用したのでしょうか?」
「確か、2016年の8月から9月にかけてだったと思います。」
Q「当時は何をされてましたか?」
「当時は就職をしないまま専門学校を卒業して、フリーターをしていました。」
Q「何で若者正社員チャレンジ事業の存在を知ったのですが?」
「仕事を探していて、ネット検索していたところたまたま出てきました。」
Q「登録しようと思った理由を教えてください」
「転職エージェントや求人サイトも見てましたが、講座や研修も充実してそうで、勉強しながら企業の面接や実習も受けれるところが良さそうで登録しました。あと、10万円もらえるところも魅力的でしたね笑」
Q「就職のサポートはどうでしたか?」
「担当者から会社を5社ほど紹介してもらいましたが、ITや流通、印刷業などの会社で、そこまで大きくない会社ばかりでした。正直なところあまり希望に沿った企業を紹介してもらえませんでした。」
「ただ、小売業が良いと伝えたとこ、早速調べてくれて、見学の手配をしてくれました。ただ、その会社はご縁がなく入社はしてません。」
Q「利用してみての感想を教えてください」
「既卒でフリーターの僕でも面接時のマナーをしっかりと教えてくれるので、安心しました。紹介される会社は、希望に合わない会社もあるかもしれませんが、まずは正社員で働くことを目標にしている人にはいいと思います。29歳以下で正社員の経験がない人は利用した方が良いと思います。」
ありがとうございました。
全体的に良い感想でしたね。
ただ、正直Sさんの体験談だけだと本当に若者正社員チャレンジ事業が良いかわからないですよね?
ということで、2ちゃんねるやTwitterからも口コミを集めてみました。
2-2. 2ちゃんねるからの口コミ
俺は複数人で実習先行ったからか学校みたいで楽しかったなぁ
就職しちゃったし30超えたしで参加出来ないけど
行けるならもう一度行きたいわ
以前、実習に参加された方からのコメントです。
実習が良い思い出になっているんですね。
俺は去年チャレンジ事業で正社員になったよ
研修から正社員採用まで2.5ヶ月で、スムーズに行った方らしい
「○○の資格がある人じゃないと」とか「○○の経験者じゃないと」
みたいな感じで門前払いで、面接までに時間がかかった。
俺が上手く行ったんで、派遣で食いつないでる友人にも勧めてみたんだが
そいつは実習後不採用になったっぽい
見事正社員になられた方ですね!
ご友人は残念でした。
今年4月からシステムが一新した
従業員150人以上のレベルの高い中小企業しか説明会に来なくなった
今なら従業員150人以上の優良中小企業に入社できるからオススメ
今までは、中小零細企業も参加できていたのに優良企業に厳選されたのは嬉しいお知らせですね。これから利用する方は一層使いやすくなったと思います。
企業説明会までどんな企業が来るのか一切教えないし、説明会後どの企業に事業に行くのかすぐ決めろ、今決めろと急かしてくるし。
調べられるとよほど困るらしい。
じっくりどの実習先に行くかを考える時間がないのは残念ですね。
合説参加する人へ。
1、合説前セミナー(ほぼ次の日が合説だったかな?)で参加する企業が知らされる。
2、合説参加企業をしっかり調べる。(HP、求人ページの月給重要、ブログ、評判←古い評判はあまりあてにならないかもですね。実習いってみて昔の評判よりもかなりいい雰囲気になってる企業も参加してます。)
企業のプレゼン聞きながら、質問増やすと良いかもですね。(企業プレゼンは確か5分くらいです。まきで話す企業さんがいるので、しっかり聞いていないと、その企業に対しての質問が無くなってしまう場合があるので、注意です)
3、合説ではがっつり質問すること。(仕事内容、雰囲気、残業、休日、スキルアップ)
質問するときは、就職したさいには独り暮らしを考えているのですが、月給はどのくらいになりますか?とか、理由つけて相手に答えやすいように聞くと結構教えてくれます。
ミスマッチ防ぐには、本当に合説で質問しまくった方が良いです。
ブースでの質問時間が終わったら、次の企業に行くのもささっといかないと、目立ちます。
あとは、がっつり相手の目を見て、相手の話に興味もってる雰囲気だすと、企業側の評価は高くなると思います。(合説後マッチングしなかった企業からのフィードバックを自分の担当からされる場合があります。)
実習に参加する20日間は長いので、しっかり見極めが大切なので、頑張ってくだされ。
以上っす。
利用された方からのかなり具体的なアドバイスですね。
これから利用される方は参考にしてみましょう。
2-3. Twitterからの口コミ
若者正社員チャレンジ事業、今年度もあるんだ…近くだったら、即応募してみるかもしれないけど…(T-T)
— ばなな🍌ニートから就活中 (@banaaanao) 2018年4月6日
遠方に住んでいる方なのでしょうか。都心にしかないのが残念ですね。
29歳以下で社員経験が無い(少ない)人は、東京まで足を運べる(首都圏近郊)なら「若者正社員チャレンジ事業」というやつがあって、合同説明会(1回で大体8社から10社くる)でマッチングした企業の実習に20日間体験出来るやつとかあるのじゃ。
— こじ🐭 (@ko_ji007) 2018年4月1日
遠方でも通える人は通っても良さそうですね。東京で働きたい方はぜひ!
https://t.co/0mVd99Gvg1
就業体験して、面接して正社員になるっていう、インテリジェンスの事業が気になっている— 将史 (@masashiaaaa) 2018年9月29日
若者正社員チャレンジ事業のことですね。これから利用しようと思っている人のコメントです。
若者正社員の事業って29歳までの所があって本当にタイムリミットが近づいているな…。引っ越しをしてチャレンジしてみるか?
— 東雲 (@shinonome18) 2018年9月30日
年齢制限があるので、チャレンジできる回数も限られています。
興味がある人はチャレンジしてみては?
3. 若者正社員チャレンジ事業を利用するメリットとデメリット
若者正社員チャレンジ事業を利用するメリットをまとめてみました。
3-1. メリット
- 正社員で働けるチャンスがある。
- 既卒やニート、フリーターでも利用できる
- 実習があるので、入社後のミスマッチを防げる
- 実習後に10万円もらえる可能性がある
3-2. デメリット
- 実習先をじっくり選ぶ時間があまりない
- 必ずしも良い会社と巡り会えるわけではない
- 実習が途中で終わってしまうことがある
- 実習を終えて応募しても不採用になることがある
4. まとめ
若者正社員チャレンジ事業は、実習に参加して、応募を決められるところが特徴だとお分りいただけたかと思います。
実習に参加することで、入社後のミスマッチは無くせますが、せっかく実習を終えても不採用となってしまっては、時間が無駄になってしまいますよね?
ですので、実習先を選ぶ際の説明会では、限られた時間の中で、慎重に実習先を選びましょう!
実習後に見事採用になって正社員として働けれるかもしれませんし、10万円ももらえるチャンスだってあります。
29歳までであれば※条件さえ合えば誰でも参加できますので、この機会にチャレンジしてみましょう。
※29歳以下の求職者で直近2年以内の正社員の職歴が合計1年を超えない方が条件
『若者正社員チャレンジ事業』公式サイト
https://wakamono.tokyo/
また、利用する際は1社だけでなく、相性の良し悪しの観点からも民間の会社が運営する『マイナビジョブ20’s』『就職shop』『ハタラクティブ』
などと併用して利用しましょう。
それでは、あなたの就職活動・転職活動が上手くいくことを応援しています。