就活生の皆さんは「内定=就活終了」と考えている人がほとんどですよね。
たしかに前年の秋から約半年間以上、血のにじむような大変な思いをして内定を勝ち取った際には、大きな充実感や達成感を感じるでしょう。
しばらくゆっくりしたり自分へのご褒美として大きな買い物や旅行に行く人も多いと思います。 そんな中、内定先企業から「内定者懇談会のご案内」が届くことがあります。
内定者懇談会は、内定式後の晩に開催されることが一般的ですが、その内容や目的がわからず、
- 「参加しなければ入社後の査定に響いたりするの?」
- 「失態をさらして内定を取り消されたりしないの?」
など、多くの学生の悩みの種になっているようです。
ここでは、内定者懇談会の実態と、失敗しないためにはどうしたらよいか、をみていきたいと思います。
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25卒の大半は内定を獲得し、就活を終了しています。
ですが、まだまだ企業によっては求人を募集しているケースも多く、すぐ動けば内定獲得できるチャンスも大きいです。
そのため、内定を獲得できるようなプロのエージェントから協力を得て、2月中には内定獲得を目指すようにしましょう。
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就活のプロを賢く利用して月内の内定獲得を目指しましょう。
1. 内定者懇談会は「参加」すべき?
内定者懇親会の主な目的は
- 内定式から入社式までのスケジュール・課題の確認
- 内定者同士の交流 の二つですが、実際には内定者が内定辞退をしないよう囲い込みをする目的
もあります。
内容は、ワークショップ形式、座談会形式など様々なスタイルがありますが、食事会を伴うことが多く、これから同期入社となる内定者同士や上司となる先輩社員と食事を囲みながらフリートークを楽しむ時間が設けられます。
時期は、内定式の前後に開催されることが多く、往復はがきやメールで案内文が届き、出欠の連絡をするのが一般的です。
しかし、出欠をとるということは出席は自由なのでしょうか?欠席したことで不利益を受けることはないのでしょうか? 答えは「欠席により不利益を受けることはまずないが、可能な限り出席したほうが良い」です。
ほとんどの企業は社員の業績や勤務態度などで評価基準を設けており、給与や昇進。配属先などの判断基準となっていますが、入社前の評価を判断材料とすることはありません。
入社前に開催される懇談会に出席しなかったことで評価が下がったり内定取り消しになることはまずないと考えてよいと思います。
しかし懇談会は先輩社員やこれから共に働く同期の社員たちと交流を深めたり、入社前にクリアすべき課題を見出すこともできます。
どうしようもない予定などがない場合は、ぜひとも参加することをお勧めします。
2. 内定者懇談会の服装はどうすべき?
内定者懇談会の案内文に「服装自由」「カジュアルでお越しください」などと書かれてあると、本当にスーツでなくても良いのか?という質問をよく受けます。
答えは「社会人の服装マナーを理解していればスーツでなくてOK」です。 服装が自由といっても普段大学に行くような格好ではいけません。
社会人にはドレスコードという服装のマナーが存在するのでそれにそった服装をするよう心がける必要があります。ちなみに懇談会のような場では「セミフォーマル」「カジュアル」というコードが一般的ですが、下記を参考にしてください。
(あくまで一般的なコーデ例です。)
【男性の場合】
- ジャケット
- シャツ(襟付き・柄なし)
- パンツ(スラックス・チノパン)
- 革靴
【女性の場合】
- ジャケット
- ブラウスまはたシャツ
- スカート・パンツ(派手なものは避ける)
- パンプス 【NG】
- Tシャツ
- ジーパン ・ハーフパンツ
- サンダルなど
3. 内定者懇談会から社会人のスタートです!
内定者懇談会は、会社の名前で予約したお店で行われます。
そして、内定者はお客様ではなく、会社の一員である「内定者」として参加します。 つまり、あなたが社会人として参加する初めてのイベントと考えてください。
特に外会場で行われる場合は、服装やお酒のマナーは勿論のこと、発言や立ち振る舞い一つ一つにが会社のイメージにつながることを意識して行動してください。
社会人のスタートは入社式ではなく、「内定式」であり、「内定者懇談会」なのです。
4. まとめ
内定者懇談会は、企業にとっては内定者の囲い込み(内定辞退を防ぐ目的)が本来の目的ですが、内定者にとっては社会人としての第一歩となるイベントです。
入社後の評価につながることはないものの、企業の一員として見られていることを忘れずに行動するようにしましょう。
しかし、内定者同士のつながりは入社後、物理的にも精神的にもとても大切なものです。
会社訪問や採用選考ではわからない会社の雰囲気、企業風土などを肌で感じることができる良い機会ですので、楽しむ気持ちで参加すると良いでしょう。