『JAC Recruitment(ジェイエイシーリクルートメント)』という転職支援サービスをご存知でしょうか?
転職を考えたこともそうでない人も、知名度や広告の露出も多いサービスになるので、知っている人も多いでしょう。
この記事をご覧の方は、JAC Recruitment(ジェイエイシーリクルートメント)の利用を検討しているかもしれませんし、既に利用しており評判が気になって検索されたかもしれません。
結論からいうと、JAC Recruitment(ジェイエイシーリクルートメント)は、会社としてもサービスとしてもとても評判が良く、自信を持ってオススメできますが、利用できる人が限られています。
他のサービスへの利用が向いている方は、記事の最後にオススメのサービスをご紹介しておりますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
1. JACリクルートメントとは?
JACリクルートメントは、東証1部に上場している人材紹介業(転職エージェント)を専業とした会社です。
業界内では、リクルートエージェント(リクルートキャリア)、doda(パーソルキャリア)に次いで3番手に位置しており、国内・海外と幅広く事業を展開し、主に年収600万円以上のミドル層より上の転職支援を得意としています。
ここでは、簡単にJACリクルートメントはどのような会社かをご説明します。
1-1. 会社の概要・歴史
まず、会社の基本的な情報です。
会社名 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
本社所在地 | 東京都千代田区神田神保町 |
設立 | 1988年3月 |
資本金 | 6億1,950万円 |
事業内容 | 人材紹介業 |
社員数 | 781名 |
拠点 | 東京、さいたま市、横浜市、名古屋市、静岡市、大阪市、京都市、神戸市、広島市 |
あまり知られていないかもしれませんが、JACリクルートメントはロンドンで発祥した海外の会社です。
創業者の田崎忠良氏がロンドンで創業した田崎グループの子会社としてJACリクルートメントをスタートさせたのが始まりです。
現取締役会社の田崎ひろみ氏を中心に事業立ち上げ海外3番目の法人として、株式会社ジェイエイシージャパン(現:JACリクルートメント)として日本で人材紹介業を展開させたのが、1988年のことになります。
現在では、国内9ヶ所、海外9ヶ所(イギリス、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中華人民共和国、香港、韓国、ベトナム)にまで拠点を広げています。
イギリス発祥の会社ということもあり、会社のポリシーとして「自由と規律」という言葉は今も受け継がれています。
1-2. サービスの特徴
ここでは、『JACリクルートメント』のサービスの特徴をご説明します。
1-2-1. 大手唯一の両面性転職エージェント
業界1番手の『リクルートエージェント』 、2番手の『doda』、その他『マイナビエージェント』や『type転職エージェント』など多くの大手転職エージェントでは、「分業制」というスタイルを取っています。
これは、図のようにエージェント内で転職相談者である求職者の担当と企業の担当を完全に分けている体制のことを表しています。
こちらのメリットは、担当を求職者と企業を分けているので、それぞれの担当者のみに注力できるという点があります。
しかし、逆にデメリットとして、「求職者担当が企業の情報を詳しく把握してない」、「企業担当が紹介した求人の求職者と面識がない」など、選考中に正確な情報を掴めない、入社後に聞いていた内容と違ったなどのギャップも少なからず生じやすいという事実があります。
一方で、JACリクルートメントや中小規模・業界特化型の転職エージェントの多くは、「両面性」というスタイルをとっています。
これは、図の通り、求職者と企業の担当を一人で担当するものであり、情報のズレや専門性に欠けるといった欠点を防ぎやすい点があります。
それぞれをメリット・デメリットでまとめると以下のようになります。
分業制 | 両面性 | |
メリット | 担当が求職者業務に集中できる | 企業担当も兼ねているので、企業の情報に精通している事が多い |
デメリット | 企業の正確な情報に欠ける場合がある | 一度に対応できる人数は分業制より少ない |
分業制の大手エージェントはもちろん優秀な方が多いですが、仕組み上、求職者のサポートには正直欠点があることも否めません。
実際、海外では分業制スタイルの転職エージェントはほとんど存在しておらず、両面性が主流となっています。
年収や役職が高い求人を多く扱うJACリクルートメントだからこそ、情報の匿名性を守る意味でも両面性を採用しているのかもしれません。
実際に、JACリクルートメントのキャリアコンサルタントは各領域に対して専門性の高い方ばかりで、秘密を厳守してくれることはもちろん、最適なキャリアプランを提示してくれるでしょう。
『JACリクルートメント』公式サイト
1-2-2. グローバル求人に強い
海外、特にアジアで多く拠点を持つ『JACリクルートメント』は海外の求人(外資・内資問わず)を業界の中でもとりわけ多く保有しており、アジア各国での転職支援実績も豊富です。
また、英国発祥の会社ということもあり、語学を活かしたい方、外資企業で働きたい方などへ国内の外資企業や語学を使う求人を多く紹介することが可能です。
転職希望者へのサポート体制も整っており、
- 英文レジュメの添削
- 英語面接対策
- 中国語話力のレベルチェック
などを無料で行なっています。
つまり、
- 海外(特にアジア)で働きたい方
- 語学(特に英語や中国語)を使った仕事をしたい方
- 外資系企業に転職したい方
などの方は『JACリクルートメント』に登録しておいて間違いないでしょう。
他にも、外資企業や海外求人・語学に強い転職エージェントで言えば、『ロバート・ウォルターズ』や『ランスタッド』などの外資エージェントや内資のエージェントで言えば、『リクルートエージェント 』や『doda』なども求人が豊富です。
利用がまだの場合は、これらサービスと『JACリクルートメント』を併用して利用するようにしましょう。
1-2-3. 高年収・高ポジションの求人に強い
『JACリクルートメント』の特徴で最も有名なのが、『ハイクラスの転職』に強みを持っていることではないでしょうか。
具体的には、
- ミドル層(年収600万以上)からアッパー層(年収1,000万円〜2,000万円以下)
- マネジメント経験がある管理職案件(課長、部長、役員等)
- 30代、40代、50代の転職に強い
などの特徴があります。
実際に、面談に行って見るとわかりますが、面談スペースは落ち着いており、プライパシーの配慮もしっかりとされている、「大人の転職エージェント」といった雰囲気があります。
強みとしてしている年収の層(600万〜2000万円)の割合ですが、転職希望者の全体の2割ほどの方を対象にしている事がわかります。
実際に『JACリクルートメント』では、状況によっては、20代や年収600万円以下の方の転職支援を行うこともありますが、正直なところ、年収が低い求職者の転職支援をしても社内の評価制度的にあまり評価されないということを、同業の知人から聞いた事があります。
一方で、30代以上、年収600万円以上の方には、手厚く転職サポートを行なってくれるという特徴があります。
その為、下記に一つでも当てはまるならば利用することを強くオススメします。
- ミドル層(年収600万以上)からアッパー層(年収1,000万円〜2,000万円以下)
- マネジメント経験がある管理職案件(課長、部長、役員等)
- 30代、40代、50代の転職に強い
※上述した利用対象者以外の方でも、求人紹介やサポートをしてくれることもありますし、無下な対応をされることはありませんので、ご安心ください。
1-2-4. 業界深耕型のスタイル
『JACリクルートメント』では、ほぼ全業界の求人を網羅した総合型の転職エージェントです。
業界・領域毎にそれぞれ専門性を持ったキャリアコンサルタントが転職のサポートをしてくれます。
業界・領域は15種類に分かれており、下記の通りです。
管理部門(経理・人事・法務) | 金融業界 | メーカー(電気・機械・化学) | 自動車・自動車部品業界 |
エネルギー・インフラ・プラント業界 | ファッション・アパレル・スポーツ業界 | メディカル(医療)業界 | IT(通信・ソフトウェア・SI・コンサルティング) |
Webサービス・ゲーム業界 | 消費財(コンシューマ)業界 | 流通・外食業界 | 食品・飲料業界 |
営業(セールス) | サービス・物流・商社 | 不動産・建設業界 |
大手の転職エージェントでは、数年で担当領域が変わったりとジョブローテンションが多い傾向にありますが、JACリクルートメントでは、何年も同じ領域や業界に関わるキャリアコンサルタントが多くいます。
その結果、その業界のことは知り尽くしているキャリアコンサルタントも多く、各社の強みや動向だけでなく、内情も詳しく把握しています。
例えば、
- 「A社の〇〇さんが役員に就任された」
- 「B社の〇〇さんとC社の〇〇さんは仲が良い」
- 「D社の〇〇さんは以前E社に在籍していた」
など
その業界にいる方、その業界にこれから携わっていきたい方であれば、裏の裏まで知り尽くしているキャリアコンサルタントに聞けば、教えてくれる可能性も高いでしょう。
※これは数年前の話であり、コンプライアンスや個人情報の観点で現在(2019年2月)はどうなっているかわかりません、またキャリアコンサルタントによって個人差はあります。
つまり、多くの大手転職エージェントでは、業界の担当を数年で変わる「広く浅く」業界に関わるキャリアコンサルタントが主流です。
一方で、JACリクルートメントでは、「特定の業界を深耕」していくスタイルで、基本担当が変わらないので、特定の業界の中ではプロフェッショナル性が高いと言って良いでしょう。
1-3. 社風やサービス方針
『JACリクルートメント』は英国発祥の転職エージェントであり、ハイキャリアやグローバル転職に強みを持っていることからも、社風やサービス方針にもこだわりがあります。
ここでは、その社風やサービス方針についてご紹介します。
1-3-1. クライアントファースト
まず、『JACリクルートメント』は社内で名言もしているほど、「クライアントファースト」の会社です。
「クライアントファースト」とは簡単に言うと、転職エージェントがクライアント(求人企業)を優先していることを表します。
一方対比語で使われるのが、「キャンディデートファースト」と言う言葉ですが、これは、転職エージェントがキャンディデート(求職者・転職相談者)を優先していることを表しています。
一般的には、「クライアントファースト」の会社は企業側にメリットがあり、「キャンディデイトファースト」の会社は求職者や転職相談者側にメリットがあります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、転職エージェントは無料で利用できる代わりに、紹介してもらった企業に内定・入社すると、手数料(紹介料)として、年収の30%前後が転職エージェントに支払われる仕組みになっています。
その為、転職エージェントとしては、お金をもらう対象が企業ということもあり、企業贔屓になっているケースも少なくありません。
ただし、今は超のつく人手不足です。本来お金をもらう企業より、求職者を重視する転職エージェントも増えているのが現状です。
それぞれ、メリット・デメリットを記載しました。
メリット | デメリット | |
クライアントファースト |
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キャンディデイトファースト |
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『JACリクルートメント』はクライアントファーストですが、決してキャンディデイト(求職者・転職相談者)の意思を尊重しない、企業の利益のみを考える会社ということではありません。
求職者にとっても転職は求人企業ありきなので、企業のことを詳しく把握し、企業の魅力を代わりに伝えれることができるようにという意味合いからクライアントファーストとしているそうです。
キャンディデイトファーストで有名な会社としては、『パソナキャリア』や『doda』などの会社があります。この2社は特に求職者からの評判が良く、親身になって相談に乗ってくれるという口コミが多くあります。
1-3-2. 情報はスタッフ全員で共有する姿勢
特に両面性を採用している一部の転職エージェントや外資系ヘッドハンティング会社でありがちなものの一つに、「担当コンサルタントが担当する求人しか紹介してもらえない」というものがあります。
つまりこれは、下記の図のように担当者が求職者を囲い、自分の担当する求人のみを紹介するケースで、純粋に紹介してもらえる求人数は少ないですし、最適な求人を紹介されているかと言えば、必ずしもそうではないことの方が多いです。
一方で、『JACリクルートメント』のように、担当制は設けているものの、担当キャリアコンサルタント以外のコンサルタントも一丸となって、求職者の転職をサポートしてくれます。
具体的には、下記の図のように、それぞれの求人企業を共有しており、求職者に最適な求人を紹介できる体制を常にとっています。
1-3-3. 登録後24時間以内の対応
こちらは公式サイトに「サービスクオリティのお約束」として掲載されていることですが、特に特徴的なものが、「24時間以内」に対応するというものです。
具体的には、
- あらゆるお問い合わせに対して、原則「24時間以内」に対応または状況報告
- 初回面談当日、もしくはそれまでに求人の有無をお知らせ
- 書類選考、面接の結果等が出たら、原則「24時間以内」にお知らせ
- ご経験が活かせる求人の情報が入り次第、随時ご連絡
- 退職手続きのアドバイスなど入社前に必要なご相談を承る、サポートの為に入社1週間前と1ヶ月後にご連絡
とはっきりと明示されています。多くの転職エージェントではこれらを暗黙の了解として明示していないケースがほとんどなので、対応面では、極めて紳士的と言えるでしょう。
1-3-4. ヘッドハンティングスタイル型の転職エージェント
『JACリクルートメント』は「登録型」の転職エージェントではありますが、「サーチ型」のヘッドハンティングのようなスタイルをとることもあります。
念のため、「登録型」の転職エージェントと「サーチ型」のヘッドハンティング会社の違いをご説明します。
まず、転職エージェントですが、「登録型」と呼ばれ、求職者がサイト経由で登録をし、自分の意思で転職活動を行い、転職エージェントに支援してもらうものです。
基本、求職者の登録やサービス利用は無料で、企業から入社に至った場合、年収の30%前後(が相場)が転職エージェントに支払われます。
一方で、ヘッドハンティングは「サーチ型」と呼ばれ、転職の意思がそこまでない方に企業の代わりにアプローチをし、転職実現まで口説くことが仕事です。
主に年収1,000万円以上など、アッパー層以上の求人案件に対して、サーチ型が用いられる事があります。
これは、年収が高くなる(市場価値が高くなる)に連れて、そもそもの対象者が少ない事や優秀な層ほど転職活動に困らない傾向にあることが理由になります。
その為、優秀な層ほど、ヘッドハンティング会社からスカウトされる確率が高くなるのです。
話が逸れましたが、『JACリクルートメント』は「登録制」である、転職エージェントではありますが、対象となる層が600万〜2,000万円なので、年収が高くなればなるほど、サーチ型に近いように優秀な人材を探しているキャリアコンサルタントはいるかもしれません。
メリット | デメリット | |
登録型(転職エージェント) |
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サーチ型(ヘッドハンティング) |
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1-3-5. 関西エリアに強い
『JACリクルートメント』は、関西エリアに強いと言われています。
具体的には、大阪・京都・神戸に拠点があり、関西圏では業界トップのリクルートエージェントに次いで2番目のマーケットシェアを誇っています。
では、なぜ、ここまで関西エリアに強いと言われるようになったのかを説明します。
2000年頃、当時業界4位の規模だった頃に、まだ小規模で運営していた大阪支店に敏腕マネージャーが就任し、企業とのパイプを構築し、転職支援実績を残していったそうです。
関西方面の営業が強かったことが、現在の関西エリアに強いと言われる所以になったようです。
2. JACリクルートメントの口コミ・評判
ここでは、『JACリクルートメント』の正直な口コミや評判をご紹介します。
2-1. Yahoo!知恵袋からの口コミ
まずは、Yahoo!知恵袋からの投稿内容です。匿名なので、信憑性が薄いこともありますが、悩みを具体的に投稿してくるので、情報収拾の一つとして役立ちます。
JACリクルートメントは英語が喋れる候補者じゃないと相手にされないですか??
語学力がなくて、登録して転職された方いますか??
JACリクルートメントの特徴として、
- 語学、外資、海外求人に強い
- 年収600万円以上のハイクラスに強い
- バックオフィスを中心として、各業界に精通している
という点があります。
つまり、語学が得意ではないとしても、年収に自信がある方や特定の業界への専門性がある方であれば、登録して転職することは難しくはありません。
JACリクルートメントは外資系に転職したい方が主に活用するサイトでしょうか?
国内内資系企業中心への転職活動であれば、別に上に登録しなくても良いでしょうか。
補足語学を活かして転職を進めたい方が利用するイメージなんですが、語学が全くダメな方向けにも国内企業の案件とかそれなりに持っているでしょうか?
リクルートエージェントやインテリジェンスよりも対応丁寧ですか??
リクルートは最悪でした。
JACリクルートメントは、外資だけに特化しているわけではありません。
内資企業でも上述の、ハイクラスや専門性がある方であれば、積極的に登録しましょう。国内で業界3位に位置する転職エージェントですので、求人数も豊富に保有しています。
相性はあるかもしれませんが、リクルートは若干ドライな印象を受ける人もいます。インテリジェンス(現パーソルキャリア)は人当たりが良く、JACリクルートメントは紳士的で大人な対応を求めている方には向いているでしょう。
jacリクルートメントって会社から度々スカウトメールがくるのだけど、何者なの?
JACリクルートメントは、登録型の転職エージェントではありますが、ヘッドハンティングのスタイルを取るときもあります。
優秀な人には、非公開の良質な求人案件が複数あるので、紹介したいのかもしれません。
JACリクルートメントの登録について
中央官庁で働いている国家公務員です。
現在、転職を考えていて、転職エージェントに登録しているのですが、JACリクルートメントさんだけ紹介できる求人がないとのことで登録できません。20代で勤務歴5年以下ですが、同じ程度の経歴を持つ先輩はそれなりの規模の企業に転職しているので経験不足というわけでもないと思いますし、検索してみても、登録できなかったという例はあまりありませんでした。
口コミサイトをみても評判の良いエージェントですし、是非登録したいです。
登録する際のコツなどありましたら教えて頂けますでしょうか。
年齢、経歴などによっては、紹介できる求人がないと言われてしまうのかもしれません。
JACリクルートメントは幅広い方が利用できるサービスではなく、限られた人しか利用できないサービスといったイメージの方が強いです。
転職エージェントについて
JAC リクルートメントというエージェントの利用経験などある方、教えてください。
なんだかとても格式が高い感じのエージェントですがどうですか?
どんなサポートを強みにされているのかな?って思っています。
サポートの強みとしては、
- 1-2. サービスの特徴
- 1-3. 社風やサービス方針
を参照にしてくだされば、JACリクルートメントの強みがわかります。
JACリクルートメントって人材紹介会社はR社やI社等の同業他社の半分以下の書類選考通過率は本当ですか? 新入社員を転職者のカウンセラーにあたらせたりかなり評判良くないのは事実ですか?
こちらは、情報源がどこから来ているのかわからないので、なんとも言えないといったところでしょうか。
JACリクルートメントは大手転職エージェントの中でもとりわけ、登録者1人1人を大事にされてるイメージなので、良い加減な対応はしていないというのが主観です。
紹介する求人は適性を見極め、企業に紹介する際に作成する推薦状なども丁寧に作り込まれている印象があるので、書類選考の通過率が同業他社の半分以下ということはないのではないかというのが見解です。
もし、大学中退で無職ニートの23歳が、jacリクルートメントに就職の電話相談したら、どうなりますか。
20代、正社員経験無しということであれば、対応してくれるかもしれませんが、紹介できる求人は少ないかもしれません。
それよりも、ニートやフリーターなどの就職支援を強みとしている『UZUZ(ウズウズ)』や『就職Shop』『ハタラクティブ』などを利用しましょう。
2-2. Twitterからの口コミ
次にTwitterですが、比較的若い世代や情報に敏感な人たちの間で多く活用されています。
JACリクルートメントの決算説明会資料は、人材紹介会社のリアルな数字が見れて参考になる。
「登録者の10人に1人も採用決定に至っていない」という事実は求職者の人あまり知らないかもね。 pic.twitter.com/wP5k47pogj
— DARS(須田 幸平) (@dars8612) 2018年8月10日
人材業界の方の投稿ですが、JACリクルートメントの転職決定率は1/10以下という数字だそうです。実際には登録した方でも、
- 現職に留まるなどの理由で転職活動を辞めてしまった
- 他の転職エージェント経由で決まった
などの理由で採用決定に至ってないケースも多くあるのではないでしょうか。
転職エージェントのマイランキング
1位:リクルートエージェント(紹介数が圧倒的、サポートも充実)
2位:JACリクルートメント(優良求人が多い、エージェント親切丁寧)
3位:マイナビエージェント(エージェントの模擬面接が役立つ、求人数も悪くない)
4位:DODA(ブラックばっかり進めてくる、印象最悪)— fukuo@C95新刊委託中 (@butsuyoku_baka) 2018年1月9日
転職エージェントのランキングは人それぞれですが、JACリクルートメントは、「求人の質がいい」、「キャリアコンサルタントの質も高い」という評判は多いです。
JACリクルートメントは外資強いんだけど使いやすかったよ!あと企業から直接声かけてもらえるタイプのとこは書類審査なくて楽だし会社の人に直接色々聞ける。私はビズリーチ使ってた。Dodaは書類通っちゃうと一次は辞退禁止で怖かった。
— まおっぷ (@maoppu_) 2019年2月21日
外資以外にも、管理職や高年収などのハイクラス求人や各業界毎にも強みを持っています。
転職する際に使ったエージェント
・DODA
→運良くベテランコンサルに当たって手厚いサポートしてもらい、トントン拍子で内定を獲得。・リクルートエージェント
→最初に登録するも途中からDODAに一本化。・JACリクルートメント
→現在も使用中。・ビズリーチ
→1年目の冬に登録、現在も使用中。— ももちゃん❤️ (@shosha__girls) 2018年10月10日
全然問題ないです!
今回の企業はJACリクルートメントで、他はロバート・ウォルターズとマイケル・ペイジを使っています。
3社とも持って来てくれる案件はほぼ同じですが、ロバート・ウォルターズが1番企業とのコミュニケーションをしてて、フォローアップも丁寧な印象を持っています!— MM (@matsuyoinikki) 2018年8月14日
いずれも外資求人に強い転職エージェントです。『ロバート・ウォルターズ』や『マイケル・ペイジ』も外資・語学求人を探しているなら登録しておいて間違い無いでしょう。
ちなみに無事転職活動を終えた私からもう一つ…
エージェントは間違えずに選ぶべき!リクルートエージェンシー、DODA(インテリジェンス)といった大手より、JACリクルートメントなどのように丁寧かつ頻繁に面談を行う斡旋業者を選びましょう!
ココは書類通過率が圧倒的に高かったです
— 人斬り罵倒斎@doubleFACE (@MRlogistics) 2017年12月31日
JACリクルートメントは、丁寧で面倒見が良い転職エージェントとの口コミです。書類選考の通過率も高いのはコンサルタントの推薦力が高い証拠を言えるかもしれません。
@atsu4ho4ba 5個登録してましたね、一番面倒見がよかったのはJACリクルートメント、次点でインテリジェンスですかね、ただ求人内容はRがよかったのでそこで紹介された案件で決めましたよ、ただしR対応はよくなかったです、
— 中村しゃん (@nakamura_shan) 2012年7月6日
JACリクルートメントは対応面が良いという評判も多くあります。1人1人に親切丁寧に接している証拠かもしれません。
2-3. 国内最大級の掲示板からの口コミ
こちらは国内最大規模の匿名掲示板からの口コミです。
こちらの掲示板の特性でどちらかというと良く無い口コミが多数書き込みされています。
中には信憑性にかけるものや情報源が不確かなものも含まれるので一意見として参考されてみるのが良いかと思います。
金融だけどJACの案件が一番いいな
医薬品業界だが担当良い人だけどな、アドバイスも的確だし送ってくれた案件も良いの多い
第二新卒だが良案件ドカスカよこしてくれる。
消費財技術系だが、良案件毎週送ってくる。
職種によるのかも。
ここ使ったけどとてもよかった
内定も2個もらえたし
やっぱ担当によるんじゃない
上記5件は良い評判です。求人の質やサービス自体に満足しているコメントが多数です。
1度面談にいったとき驚いたわ。代わる代わるエージェントが案件持ってくるんよ。このやり方は何ですの?って思わず聞いてしまったわ。
募集に応募したら、こんなメールがきた。
この度は誠にありがとうございます。
◯◯◯の求人ですが、本日募集企業を訪問したところ、
採用方針変更に伴い、社内の配置転換の措置にて、
募集終了になっていました。ご興味を持っていただいていたにも関わらず、
大変恐縮ですがご了承のほどお願い申し上げます。お前らは良いよな。これで済むのだから。
これ普通の営業職なら、最低最悪のケースだろ。
しっかり営業して、情報は更新しろよ。
それが最低限のお前らの仕事だろうが。あと、嘘つくならましな嘘をつけ。
それが相手への最低限の心遣いだ。
休日にここのエージェントから突然案件紹介の電話があった。
普段メールも来ない全然知らないやつ。その後こちらからメールしたけど音沙汰なし。
一体なんなんだいい迷惑だわ。
ここの外人コンサルタントの持ってきた案件に応募したんだけど、それっきり音沙汰ないから何度かメールしてみた。
ようやく返信があって、Annual leaveで休んでたから、これからcatch upすると・・・
4月下旬の応募なんだけど、もう先方企業で締め切っている悪寒。
ちょっと専門用語使うと「勉強不足ですみません、どういうことでしょうか?」って返されてかなりウンザリした記憶しかない
こちらの上記5件は良くない評判です。キャリアコンサルタントの対応に不満を持っているケースが多く、またコミュニケーションにズレや相性の問題もあったかもしれません。
2-4. 当サイト管理人からの口コミ
私も、人材業界にはそれなりの年数いたこともあり、同業の知り合いも沢山いますし、情報も良く入ってきていました。
『JACリクルートメント』の口コミで、正直良くないものはほとんど聞いたことがなく、同業他社からの評判もよく、利用したことがある求職者からの評判も良い印象でした。
JACリクルートメントは、年収や年齢が上の人が利用する格式が高い転職エージェントという印象が強く、対応面でも紳士的かつ誠実・丁寧に対応してくれるイメージがあります。
ただし、正直なところ、登録する求職者の属性(年収、年齢、ポジション、経歴、スキル等)によって振り分けられるコンサルタントが違ってくるので、正直当たり外れというか相性はあるかもしれません。
実際に、私も登録して利用したことはありますが、その際初めて面談してくださった方は、若い方で経験も少ない印象を持ちました。
登録してみて、キャリアコンサルタントとの相性が良くないと感じたら、担当の変更など要望は遠慮なく伝えてみましょう。
3. JACリクルートメントの利用に向いている人
『JACリクルートメント』は利用できる人が限られているという話をしました。厳密には、基本は登録した方に関して、無下に断るなどのことは少ないと思います。実際に第二新卒や社会人としてのキャリアが浅い方でもサポートをしている実績はあります。
ただし、強みとなる分野や保有している求人の質や量からすると下記のような方であれば、十分な転職サポートを受けることができます。
- 30代以上50代未満
- 現在、管理職(課長職以上)のポジションに就いている
- 年収が600万円以上ある
- 語学力に自信がある
- 技術職として特定の業界のキャリアに自信がある
これらに当てはまる方は、積極的に利用するようにしましょう。
一方で、下記のような方は、これらのサービスを利用すると転職成功へとグッと近づくことができるでしょう。
- 既卒や第二新卒などキャリアがそこまで豊富ではない方|『UZUZ(ウズウズ)』『就職shop
』『ハタラクティブ』
- 20代〜30代前半の転職でキャリアチェンジ・キャリアアップしたい方|『リクルートエージェント』『doda』『マイナビエージェント』
- 女性でそこまでキャリアに自信がない方や職場復帰を目指す方|『パソナキャリア』『type女性の転職エージェント』『マイナビエージェント』
4. JACリクルートメントのまとめ
いかがでしたでしょうか。
『JACリクルートメント』について少しでも理解が深まっていただけたら幸いです。
総評すると、万人に向いているサービスではありませんが、求人の質や量、対応面やサポート体制などから理想の転職を実現するなら、最大限活用すべき存在と言えるでしょう。
JACリクルートメントを利用する方で特に併用することが多いサービスとして、
- 求人の幅が広い『リクルートエージェント』『doda』
- 外資・海外求人が豊富な『ロバート・ウォルターズ』
- ハイクラス限定の求人なら『CAREER CARVER』『クライス&カンパニー』
などがあります。
必要に応じてこれらのサービスを併用しての転職活動を行うことをオススメします。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。