面接の中でも特に重要なのが、志望動機を伝えることです。
「志望動機は?」と直球で聞かれずなんとなく面接が終わってしまったという方もいるのではないでしょうか。
そこで、どのような質問が来ても、志望動機につながるような回答の作り方を7つご紹介をします。
面接対策の参考になるような項目があると思います。
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質問① なぜこの業界を選んだのですか?
例文「私は、パソコンを使うことが昔から得意でした。大学の研究発表などでもスライド作成ソフトを使ったスライドの作成やワードソフトで原稿の作成をしてグループのメンバーに貢献することにやりがいを感じておりました。」
「そのような経験をしているうちに、このようなシステムがあればもっとスムーズに作業ができないかと考えることが増えたためです。」
IT企業の中でもシステムを構築する企業は、自分たちのためにシステムを作っているわけではありません。
ユーザーの考えていることに“気づくことのできる人”を求めています。
きっかけは何であれ、IT技術を使って何かを解決したいという気持ちを伝えられると良いです。
上記の例文では省いていますが、具体的に「“こんなデザインにすればいろんな人の目を惹けるという提案が出てくるシステムがあるといい“」
「”写真の挿入されてる位置が綺麗じゃないことを指摘してくれるシステムを導入したい“」など、このようなことを思ったということを伝えると説得力があります。
質問② 文系と聞いていますが、なぜこの業界を選んだのですか?
例文「私は出身が文系ですが、IT業界は人とのコミュニケーションをとることと、人の意見を聞き多くの人が納得できる意見を提案することのできる人が活躍できる場だと考えたため、IT企業を志望しております。」
「大学の授業では文献を読み自分の考えを伝えるという機会が多くありました。その中でもグループワークが特に多く人とたくさんかかわる機会がありました。」
「自分とは全く考えが反対の人や、似た考えの人、斜め上の考えを出す人など様々でした。」
「その意見をまとめることは非常に大変で授業の履修を辞めようと考えたことも何度もありました。」
「しかし、お互いの意見を譲らずに全員が納得できる提案を話し合いで出せたときの喜びは大きかったです。その経験をいかして、様々な人の意見を聞きどのようなシステムを作れば多くの人が納得できるかを提案したいと感じたためIT企業を志望しました。」
IT企業では特にコミュニケーションをとりながら作業を進めていくことが重要視されています。未経験や文系出身の方でも、コミュニケーションをとることによってどのような成果を出せたか伝えることでアピールポイントになります。
質問③ なぜうちの会社を選んだのですか?
例文「プロジェクトに携わる人数が絶対に少人数という規定があるためです。私は、所属しているゼミでゼミ長を務めておりました。」
「ゼミ自体の人数がとても少なく、ゼミに所属している学生の全員の意見を聞きながらプロジェクトを進行していました。」
「人数が少ないから意見をまとめるのは簡単に見えますが、実は全員の意見を聞けるからこそぶつかり合いが起きてプロジェクトを進めることが大変だったという経験があります。」
「逆に各々の性格を知っているため、この子にはどういう対応をした方が意見を言ってもらえるということがわかるため必ず全員の意見を細かく聞けるという利点があります。」
「将来はゼミ長で経験したことを活かしプロジェクトマネージャーも務めたいと考えているため少人数でプロジェクトを進めている御社で働きたいと考えました。」
その会社ならではの特徴と自分の経験をあわせて伝えるとなぜその会社を選んだか説得力があります。
質問④ IT技術を用いて何をしたいとお考えですか
例文「最先端のAIの技術を使い、どんな人でも使えるスマートフォンアプリを開発したいです。」
「そう考えるようになったきっかけは私のバイト先でデジタルパッドが導入されたことです。」
「私のバイト先は老若男女様々な人が働いており、そのデジタルパッドを使いこなせる人と使いこなせない人の差が激しく感じました。」
「普段からスマートフォンを使っている人からしたらとても便利ですが、普段からデジタル機器に触れていない人からしたら複雑な操作が多く今までできていたこともできなくなってしまいました。」
「そこで、AIが学習をして、使いこなせていない人に対して丁寧に操作を説明してくれる機能があればいいなと考えました。」
「そのようなことがきっかけでその人に合った働きをしてくれるようなアプリを作りたいと思っております。」
「御社でもAIを使用したアプリの開発を行っていると伺っているためユーザー様の意見をしっかりと聞いてAIをつかったからこそできたというアプリを作りたいと感じております。」
企業が行っているプロジェクトを研究し興味のある分野に近いことを言えると良いでしょう。
質問⑤ なぜ、IT企業に興味を持ったのですか
例文1「私はもともと、情報学部で情報系の勉強をしておりました。」
「その中でもこれからの生活を豊かにするであろうAIの技術に興味を持ち独学で勉強を始めたことがきっかけでAI技術にダイレクトに触れられるIT企業に興味を持ちました。」
「大学の教授に私でも触れられるAIの技術がないかと聞いたところPythonを進められました。計算式を作り、答えがでるような簡単なプログラムしか打ったことがありませんがもっと発展的なことをしたいと思い現在は勉強中です。」
例文2「私は全くIT技術に無縁の学部でした。しかし、バイト先のコールセンターの顧客リストがデジタル化したことがきっかけでIT企業に興味を持つようになりました。」
「今まで、紙で管理していた重くて、セキュリティの低い顧客情報がこんなにも楽に、安全に見ることができるのかと感動しました。社員のかたに聞いたところ、御社がSQLを駆使してこのような顧客システムを構築していると聞いたことがきっかけです。」
具体的にどのようなことがきっかけでIT企業に興味を持ったか、興味を持ったからこれを勉強している、何をしている、というようなことを伝えられると面接官に向上心や好奇心を伝えられてアピールになります。
質問⑥ 今まで経験したきたことで苦労したことは?
例文「私はサークル活動で会計の仕事を務めていました。その中でも、部費の回収に一番苦労しました。サークルはへの活動は任意で部員ごとに活動範囲の幅が特に大きかったです。」
「結果的に活動の幅の広い部員が部費を多く使うことになってしまい、それに不満を持つ部員が増えてしまいました。そのようなことから派閥に分かれてしまい、部内の雰囲気が悪くなってしまいました。」
「そこで会計である私とその他幹部と話し合い、全員に恩恵が行くように配分を考え内訳を出すことにしましたが、不満の声はまだ大きかったです。」
「全員で話し合ったところ、自分の出しているお金がほかの人に使われることに不満を持っている人が特に多かったです。そこでやっと問題の本質を理解することができました。」
「そのことがきっかけで一人ひとりに部費を分け与えるのではなく、サークル全体に関係のある備品を購入することで全員の不満を解消することができました。」
ものごとの本質を理解するということはIT企業に限らずどの企業でも必要とされることです。
問題の本質を理解して問題を解決できたというエピソードがあると強いアピールになりますよ。
質問⑦ 何か情報系の資格はお持ちですか?
例文1「ITパスポートの資格を持っております。3年生の4月に業界研究をするにあたりIT企業をもっと知りたいと考えました。」
「業界自体を研究することも良いと考えましたが、まずは基礎知識としてITパスポートの資格勉強をした方が業界研究も捗ると考えたことがきっかけです。」
例文2「現在は持っておりませんが、就職活動を終えると同時に基本情報技術者試験の資格試験の勉強をしようと考えております。」
「御社は資格取得の強制は行っていないと聞いています。その分仕事に熱中している方が多いと考えたため入社前に資格を取得することが現在の目標です。」
資格を持っていることはアピールになります。取ろうと思ったきっかけと一緒に話せるといいですね。
逆に持っていないから減点ということもありません。
もちろん、資格を取得したいということを伝えるに越したことはありません。
いつ、どのように取得したいと思っていることを伝えられるとよいですね。
まとめ
最後に、志望動機につながる質問を答える時に大切なのは、「企業の特徴を捉え、自分の具体的な経験を、入社した際にどう活かしたいか」をわかりやすく伝えることです。
話し方が口説くなってしまうという方は「~ですか?」と質問が来たら「~だからです。なぜなら…」というように最初に結論を持ってきて話すと良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。以上で、7つの項目は終わりです。面接対策のヒントにしてみてくださいね。