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IT企業での内定を勝ち取った就活生が語る面接で質問される5つのこと

就職活動をするうえで最も対策をしなければならないのが面接です。

質問に答えられず次の面接まで引きずってしまったり、上手くいったと思ったのにお祈りメールが来て落ち込んだり…という経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私、めぐりめくは現在某女子大に通う、現役の女子大生です。現在はすでに大手Sler企業にて内定が決まっており、4月入社までの間、残りの学生生活を満喫しています。

しかし、少し前まではあなたと同じように就活をして、同じように悩んでいた時期がありました。

ただ、少しの工夫をしたことから、面接官から高評価を得て、内定を勝ち取ることができました。

では、少しの工夫とはどのようなものでしょうか。

詳しくは本文にて解説していますが、IT業界志望の方に限らず、次回の面接のヒントとなる項目が見つけられるような記事構成になっています。

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IT企業での面接で質問されることその1「現在の他社の選考状況は?」

まず、面接序盤に聞かれることの多い質問です。

面接の解禁が早いIT系の会社では必ずと言っていいほど聞かれます。どの業界を志望しているのか、業界選びの軸がぶれていないかを確認するための質問と捉えて良いでしょう。

選考を受けている会社を全てを答える必要はありませんが、同業他社の名前を2、3社挙げるのが無難です。

例えば、システム会社を志望している方なら、業界の中でも金融系・機械系・医療系…、更に金融系の中では証券系、生命保険系、損害保険系…など様々な種類に分かれますよね。

その中でも、「〇〇証券のSE職と○○保険のSE職の選考も受けております」と、選考中のシステム会社の中で、同じ業界、または似た業界の企業を挙げると、業界研究ができていること、また企業に入ってから取り組みたいことが明確ということをアピールできます。

NG回答例

「御社しか受けておりません」…計画性がない印象を持たれてしまいます。

「○○メーカーと○○システム会社と○○証券です」のような業界がバラバラな回答…いい加減に企業の選考を受けていると思われてしまいます。(もしそのような意思がなくともそう感じてしまう方もいます。)

目次

IT企業での面接で質問されることその2「長所を教えてください」

自分自身のことを理解できているかを問われる質問ですね。

どのIT企業でも共通して求められることは、新しいものに対してのアンテナを常に張っていること、つまり好奇心があることでしょう。

ほかにも、IT企業は常に変化していくシステムに対応し続けることが必要なため忍耐強く勉強を続けることができる人、ユーザーの話をよく聞きそれを仲間にロジカルに伝えることのできる聞き上手な人や話をまとめることのできる人、など伝え方でどんな人でも自分自身を魅力的に見せることができます。

例えば「私の長所は好奇心が人一倍強いことです。」この好奇心を活かし、所属していたインターネット研究会では定期的に新しいIT技術のセミナーを開いておりました。最近は地域の学習センターでのセミナーも開催させていただけるようになりました」など具体的な経験や成果ともに伝えられるとよいでしょう。

NG回答例

「コミュニケーションをとることが得意で友達が多い所が長所です。大学では様々な人と友達になり、いろいろな場所を旅行をしたり、学園祭では協力して喫茶店を開きました」…長所は伝わりますが、長所を活かして何をできるかを面接官は求めています。

IT企業での面接で質問されることその3「学生生活で苦労したことは?」

IT企業でもほかの業界と同じくコミュニケーション能力を重要視する企業が多いため、ゼミや、サークル、バイトでの活動を伝えられると評価は高いでしょう。

特に、人間関係のトラブルがあった場合どのように解決したかなどを深掘りする企業も多いです。

例えば、「私は、吹奏楽サークルに所属しており部長を務めていました。中でも部員同士の練習に対しての姿勢でぶつかり合うことが多くありました。

そこで部員全員の意見を聞き出し、全員が納得できるような練習方法を提案することで部員を団結させることができました。」というように自分が問題を解決するためにどのような努力をしたかを伝えられると面接官も興味を持って話を聞いてくれることが多いです。

上記のような活動以外でも、経験したこと→問題点→解決策→その後どうなったかを簡潔に伝えると、問題をどのように解決できるか柔軟性をアピールすることができます。

NG回答例

「サークルやバイトはせず、勉強に熱中していたため何も苦労することはなかったです」…苦労することに耐性がないと捉えられてしまいます。

勉強する環境がうるさかったので図書館に勉強場所を変更し、自分の勉強しやすい環境づくりをできるようになった、など些細なことでも良いので”苦労した経験”ではなく”何かを解決した経験”を伝えられると良いでしょう。

IT企業での面接で質問されることその4「なぜ、うちの会社なの?」

同じ会社で働く仲間として受け入れたいかを確認される質問です。

会社の特徴、経営理念や事業内容をよく理解しておくと答えやすいです。

例えば、「御社は社員数が少ない反面、システムの規模が大きいため、向上心のある自分のチャレンジをしたい気持ちをすぐに受け入れてもらえる環境だと感じたからです。」、

「私は大学の学園祭実行委員で雑務の経験を通じ、縁の下の力持ちだと評価してもらいました。その経験から営業部員のかたを直接支えることのできる営業支援システムを構築に携わりたいと感じたからです。」

というように、自分の性格、学生時代の勉強したことや経験と、この企業にしかない特徴と絡めると説得力が上がり、面接官の印象に残ることができるでしょう。

NG回答例

「福利厚生がしっかりしているところに魅力を感じました」…福利厚生に魅力を感じた、や給与がほかの企業より高い、など「うちの会社じゃなくてもいいんじゃないの?」と思われてしまうような回答は避けましょう。

「休暇が取りやすいと先輩社員の方に伺ったためです」…有給休暇の取りやすさは学生側にとってはとても魅力的ですが、企業側からしたら休むために会社に入社するの?という印象を与えかねません。

IT企業での面接で質問されることその5「うちの会社に入ったら10年後何をしていると思う?」

この質問も自分の経験と会社の特徴に合わせて伝えると大きなアピールをすることができる質問です。

例えば、「私は自身のリーダーシップを活かし○○プロジェクトチームのプロジェクトマネージャーをしていると思います。」というように自分自身の長所を伸ばし、具体的にどのようなことをやっているということを伝えられると説得力があります

また、どのような事業展開を行い社会にどのような影響を与えているかを理解し、自分のやりたいことと重ねて答えてもよいでしょう。例えば「御社はAIの研究を進めていると伺いました。私自身AIの研究には興味があり、御社のコールセンターサービスにAIを導入し更に使いやすいサービスに改良していると思います。」など、企業が取り組んでいる技術をどのように使いたい、ということを伝えると意欲的な姿勢が伝わりますよ。

NG回答例

「結婚をしていると思います。家庭のために一生懸命働いています」…企業側はプライベートではなく、社員としてどのように成長していたいかを聞いています。
「御社で働いた経験を活かし、起業をして独立していると思います」…企業はもちろん長く働ける人を採用したいため、最初から退職するとわかっている人はなかなか採用しづらいでしょう。

まとめ

面接のヒントは見つかりましたか?5つの項目を見て気づいた方もいらっしゃると思いますが、面接で大切なのは、どのような質問がきても自分の特徴を会社の求める人材に合わせた言い方をすることです。

たくさんある企業のうち、この企業なら自分のこんなところを活かせるな、と考えながら企業のデータを見てみると良いと思います。

 

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